#74 Article 5575 Posted at 1995/04/20 23:13:39 by 夏のこたつ (MAP2513) [GAME]
Subject: Re:*6 GAMEの楽しさって? /5574 ... /5555 /22874(#130)
ゲームと一口に言っても多様なジャンルがある訳で、かなり分けて考えなければ ならないかと思います。他のメディアと比べても、例えば「映画の面白さ」などは ジャンル分けしなければまともに語ることはできないでしょう。「闘神伝」を PLAYしている時の快感と「同級生2」へののめり込みに、さしたる共通点は ないように思います。(18禁が何でしたら別にときメモでもいいですが ^^;) アクション系のゲームというのは、ズバリ「擬似スポーツ」であり、肉体的な快感が かなりの度合を占めているのではないでしょうか。シミュレーションは、現実には なかなか出来ないことを試してみる、一種の代償行為の面白さ。 RPGを考えたとき、結構奇妙なことに気がつきます。全体のストーリーを考えると 別段たいしたこともなく、そこいらの小説の方がよっぽど面白かったりする場合でも 実際にPLAYすると思いきりのめりこんで感動したりします。ストーリーにおける さまざまな演出や、場を盛り上げる音楽、魅力的なキャラなど、さまざまな要素が 要因になっているでしょう。いわゆる「総合芸術」的な要素がそこには感じられます。 他のメディアでこれに類似のものとなると、映画よりはオペラやミュージカルのほうが 質的に近いのではないかと考えます。 これは極論かもしれませんが、現段階では双方向性と言うのはあまり重大な要素では ないのでは、と考えています。というのは、いわゆる一定のストーリーを意図した ジャンルのゲームでは、枝分かれを考慮しても、製作者が意図した範囲を越えることは ないという点です。プレイヤーのリアクションが一定の意図になされたものであっても 少なくともその行為とその行為による結果が予想可能な範囲にとどまるなら、これは 「ここでユーザーはこう考えるだろう」と意図した映画の製作者と本質的にそれほど 変わらないのではないかと思います。 だから、ゲームの面白さを定義するのではなく、それは表現メディアの一種として 考えるべきで、これまた極端な話をするなら、レンタルビデオショップのラブロマンス のコーナーにときめきメモリアルがある、みたいな情景は考えられないでしょうか? 現在のゲーム機が、実写とほぼ変わらない表現力を持ったとき、「双方向性あり/ なし」みたいな定義で、他のメディアと同一の地平に立って議論できるのではないで しょうか?ゲームという形態は、プレイヤーを世界観に引き込むための有効な手法の 1つであるとの定義は不可能でしょうか? MAP2513 夏のこたつ