#148 Article 11666 Posted at 1994/10/10 01:00:40 by よしゆき (MAP3848) [STAFF]
Subject: Re:*15 やっぱりぎゃろっぷでよかったね /11554 ..... /10597 /10594
待望の監督シリーズだい○段 (誰も待ってないって) 東映映画製作配給 深作欣二監督 大胆な発想で史実をひっくり返してしまう事もいとわない氏を起用して、特撮映画で 復活をはかる東映が送り出す壮大なスペースオペラ(笑)。 ストーリー 巨大な悪の帝国の侵略で亡国のプリンセス(笑)となったドロシーちゃんは、伝説の 樹の実の導きにより銀河に散らばる八勇士を探すため、宇宙帆船に乗り旅に出る。 そして出会ったのは宇宙暴走族にして宇宙最強のおおぼけコンビ、チャチャ、リーヤ しいねちゃん、の三人組。 「わ゛ーい゛これ なーにーかーなー きれいー」 「おう、うまそうだぞ、この実。マヨネーズつけて喰うぞ!」 「綺麗ですねー。でもチャチャさんのかわいさには、かっかっかなわないですよねー ははははは、」「いってしまった。ちょっと気障だったかな、どきどきどき」 「ちょっとまちなさいよー!これが伝説の勇者なのぉー(T_T)」 「おう!おれゆうしゃ。宇宙遊泳できるぞ!ほれ 犬かき犬かき@@」 「おいリーヤ酸素マスク忘れてるぞー」 「ちょっとぉー、酸素マスクひとつで宇宙遊泳しないでよぉー非常識だわー!」 妄想が爆走するしいねちゃん、酸素マスクひとつで宇宙を犬かきで遊泳するリーヤ、 ほうき二人乗りでひとんち(星)に墜落するチャチャ、むちゃくちゃやり放題。 「あんたたちー、いいかげんにしなさいよねー。きぃぃぃぃー」と本性が現れた ドロシー姫と一行を乗せて船は宇宙をひた走る。 そこに同じく亡国の王子セラビー王子、ロボットのヤッコ、魚人マリン、宇宙忍者 お鈴ちゃんを加えた大迷惑集団は悪の帝国の親玉、大魔王相手に宇宙戦争をおっぱじめ るのである。そして終いには大魔王ごとドロシーの星=今は敵の基地になったうりずり 星を、ばーにんぐフラッシュでぶっこわしてやっと宇宙に平和をもたらすのである。 時折しもスピルバーグとルーカスによる大SFブームに日本は大フィーバー(死語) ここで一発当てて日本特撮映画の王道復古と意気込む東映は、日本の特撮界の重鎮や、 キャストに海外のビッグ・ネームを招へい。しかし高いギャラが徒となったか、はたま た湯水のごとく金をつぎ込む監督にまかせたのが徒となったか予算不足。巨大戦艦や宇 宙戦闘機の飛行シーンはひたすらバンクになり、さらに敵基地のセットは仮面ライダー におけるショッカー基地なみの低予算セットに。 しかも有能なスタッフは宇宙遊泳に使うセットの背景で、真空の宇宙に星を瞬かせて 見せるというすばらしい芸を披露する。 元祖お色気派特撮ヒロインとして豊満な胸を惜しげもなく披露し、正義のロボットを 誘惑する美少女役でデビューしたどろしーであったが、本作品に出演した時はやや、 とうがたっていたため観客の共感が得られなかった。(笑)これにより興業は予想の 通り不振に終わる。 また、子供心にもちゃちなその作りは深く心に刻みつけられ、もはや日本の特撮は 終焉の時をむかえたと思われた。これ以後日本特撮映画が復活するには実に十数年後の 怪獣映画を待たなければならなかったのである。 これと前後して、東宝がドリルの付いた戦艦を海中から引き上げ宇宙戦艦に仕立て 上げ、更に低予算のSF映画を作るのだがこれはまた別のお話。 かくして日本の特撮映画はTV特撮ヒーローもののマンガ祭りバージョンでのみ、 その姿を銀幕に投影できるようになっていくのであった。 どっとはらい。 あ@しゃれになってねーや。(^^ゞ 合い言葉は”ギャロップで良かった....すね。” よしゆき (MAP3848)