#35 Article 1536 Posted at 1991/11/28 23:30:56 by 夏のこたつ (MAP2513) []
Subject: Re:*7 サイズですです /1528 ... /1523 /1521
Art1528の直後の文に当たります。それ以降の人には失礼します。 さすがにOFFで書いたもので。 > なぜあのお話がいいかというとあかねちゃんが乱馬くんを拒んでいた 今更とは思いますが、どうも書かずにいられない。 あかねちゃんの特徴だった男性に対する反発というものを私はそれほど重視して いません。それは”髪を切られる前”の特徴だったからです。けも先生の作品は、 連載初期の設定が中期以降で変化する傾向がありますが、これもその一つといって いいでしょう。これは”うる星”の場合は極めて極端な形で表れるので最初期とそれ 以降を直接の関連はないもの(極言すれば別の作品)と考えることもでき、かえって 気楽ですが、らんまの場合は比較的その断層がゆるやかなのでこういった問題は複雑 です。たとえば、かすみさんの年齢設定はどう考えても無茶です。回想シーンでの かすみさんとあかねちゃん、東風先生を見れば一目瞭然です。性格面でもそうです。 「いくつなのよ。年下はいやよ。」こんなセリフは今となっては不自然極まりないと 思いませんか?これほど極端でないにせよ、あかねちゃんについてもある程度区別して 考えないとおかしくなります。現在男嫌いという設定はほとんど無視されていますし、 キャラクターの変化としては少々大き過ぎます。二人の反発は男女間としてより、 意地っ張りな性格によるものと考えた方が解釈としては自然でしょう。 ついでに言えば、”許婚”の重みですが、うっちゃんとあかねの場合で違うのは、 あかねの場合まわりが積極的にその事実を押し進めているというのがあります。 何をいまさら、というかもしれませんがこれは大事な事です。うる星&めぞんでは ”どちらかがもう一方をとてつもなく好いている”という設定があり、それは多少の 揺れがあっても本質的に極めて安定したものでした。キャラクターも読者もその設定に 頼って寄りかかっていたフシがあり、また、その設定に何らかの影響があった時は 重大なエピソードとなったわけです。らんまでこの設定の役割を担っているのが ”許婚”です。二人とも最後は”許婚”という逃げ場があります。だからこそ、その 設定が危うくなる”許婚取り替え事件”はあれだけのインパクトを持ち得たのでは ないでしょうか。最近ふっと思った事ですが、そうそう的外れでないと思います。 久しぶりにきれてしまった。次回は気楽にいきましょう。 MAP2513 夏のこたつ