#148 Article 3920 Posted at 1994/04/01 06:17:16 by みっく☆ (MAP4329) [SS.WAR]
Subject: Re: Re: 赤ずきんSS・第二次煩悩大戦 /3802 /3695
Art-3802より続き
ミ「状態はどうだ。」
兵「は、敵、我が方ともに艦載機隊はほぼ壊滅状態。我が要塞の外壁破損率は
22%、使用可能な兵装は全体の70%です。」
兵「敵ロボット部隊、さらに出撃してきます。」
ミ「しぶとい奴らめ・・・ビューティセレインの光、最大出力で発射用意!」
兵「了解。」
兵「エネルギー充填、50%!」
兵「60%!」
兵「んっ・・・。」
兵「総統!敵ロボットが一機、ビューティセレインの光発射口へ向け突っ込んで
きます!」
ミ「なんだと」
兵「撃ち落とせ!」
兵士がパネルに手を伸ばしたその時、モニターが乱れた。
兵「くそ、艦隊からの援護射撃か。」
ドズン・・・グワシャ、ガキャン・・・鈍い音が要塞内に響いた。
兵「モニター回復!」
兵「敵ロボットが発射口にとり憑きました!。」
兵「何と!」
パイロット「この野郎、これでどうだあ!」
ガキャン!ドゲン!バキン!
兵「敵ロボットが、ビューティセレインの塔を殴る蹴るしておられいてれますぅ!」
兵「お、落ち着け!日本語になってないぞ」
兵「総統!」
ミ「かまわん。発射しろ」
兵「しかしまだエネルギーが!」
ミ「撃てと言っている!」
兵「・・・・はっ。」
兵「ビューティセレインの光、発射!」
パイロット「よおし・・・動力炉、全力運転。脱出!」
ロボットの頭部からパイロットの乗ったカプセルが射出され、要塞から離脱していった。
パイロット「あばよ、チャチャバスター・・・・・自爆!」
パイロットは手に持ったリモコンの赤く点滅するボタンを押した。
発射口にエネルギーが集中し青白く輝き、エネルギーの束が吹き出そうと
したその時、真上にいるロボットの動力炉からもエネルギー光がほとばしり、
光球と化した。
ビューティセレインのエネルギーは行き場を失い、のたうちまわり一部は誘爆
して発射システムを破壊した。そしてさらに一部は逆流し要塞の中心部を縦に貫いた。
最後に残ったエネルギーは発射口側部から溢れだし、エネルギーの束となって周囲を
なぎ払い、SSHU艦隊へ向かっていった。
その餌食となったのは先ほど参戦したばかりの巡洋艦クシタンゴである。
エネルギーの束はクシタンゴを縦に真二つに切り裂き、戦艦メダリヲンの右舷を
掠り、果てしない宇宙の深淵へ消えていった。
その間、この戦闘に参加した全員は時間が止まったかのように動くこともできず、
その光景を見つめていた。
要塞内指令室は静まり返り、静寂の時が流れたがけたたましい警報音で
全員が我に返った。
兵「い、いったい・・・」
兵「敵ロボットが自爆した模様です。」
兵「ビューティセレインの塔大破! 使用出来ません。」
兵「第B252よりB365ブロック、誘爆が続いています!」
兵「該当各ブロック閉鎖!エネルギー伝導管もだ!」
兵「各ブロック閉鎖完了。消火を急げ!」
兵「第2動力炉緊急停止!」
兵士が悲壮な顔でミックに報告する。
兵「総統、先ほどの爆発でBブロックはほぼ使用不能。エネルギー供給も15%に
低下、エンジン出力50%に低下、レーザー系、エネルギービーム系の武器全てが
使用不能となりました。」
ミ「残りは。」
兵「ミサイル系が40%、カタパルト系50%です。」
ミ「なかなか・・・満身創痍だな。」
兵「総統・・・」
ミ「情けない顔をするな。残った兵装で敵艦隊を集中攻撃だ。
工作室!」
ニャ「はい」
ミ「例の物の出来具合はどうだ」
ニャ「後20分ほどで全て出来ますにゃ」
ミ「急いでくれ。思ったより状況が悪い」
ニャ「了解にゃ」
兵「総統、いまの方はまさか・・・」
ミ「ああ、ミケネコ博士の叔父のニャームコ博士にゃ。おっと」
兵「あの方が乗っておられたのですか!あの兵器の天才の!」
兵「それは素晴らしい!」
兵「きっと凄い物を作っているに違いない!」
兵「おーっ」
ミ「ふふふ・・・」
(まさかこうするとはね・・・さて、この後どうするかね、速水君)
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戦艦メダリヲン内
兵「巡洋艦クシタンゴ、爆発!」
兵「右舷大破!」
兵「なんてこった・・・」
速「我が方の戦力は」
兵「艦隻は本艦と巡洋艦セラヴィヲン、ドロシヲンの3隻。
マシン兵器部隊は約30機だけです。」
兵「敵要塞、エネルギー反応大幅に低下。ビューティセレインの塔は停止した模様。
バリヤは展開されていません。」
兵「はっ、敵要塞よりミサイル多数接近!」
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Black.ミック
速水氏のアーティクルに続く