#148 Article 13645 Posted at 1994/11/25 17:01:14 by サメくん (MAP5059) [B.CHACHA]
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『聖なる光のもとに』 --チャチャ VS B.チャチャ 宿命の対決--その5 「リーヤくん!!」 げしっ! 見えない壁に突っこんで、マリンがぶっ倒れた。 「馬鹿ねぇ、魔法で出来た壁があるって何度言ったらわかるのよ」 やっこちゃんが、冷たくマリンを見下ろす。 「だったら、あんたの得意な魔法薬で何とかしなさいよ!!!」 「できるんだったら、とっくにやっとるわぁ!!!」 そういう彼女の後ろには、数本の空になった薬ビンが転がっている。 「これはいけませんね・・・」 「絶体絶命だわ・・・」 「あ、セラヴィさまぁ!」 立ち尽くすセラヴィとエリザベスの姿に、やっこちゃんがすりよっていく。 しかし、その姿はセラヴィの眼中にはない。 「し、しいねちゃん!?」 「しいねちゃん~」 通りすがりにつきあわされて、セールスレディの姿をさせられているどろしーちゃん が絶句し、初恋の彼が今まさに大蛇に飲まれようとしているのに、何もできないお鈴ち ゃんが、その小さな体を震わせている。 「何とかならないの、あんたの魔法で!!」 弟子の絶体絶命の危機に大人の落ち着きなんかとっくに失っているどろしーちゃんが、 セラヴィを頭ごなしに怒鳴りつけた。 「・・・だめです。この魔法結界は、私の力でもどうにもなりません。まるで、この魔 力の大きさは、王族の結界のよう・・・?」 セラヴィは、自らの発言にふと考えこんだ。 「考えこんでる場合じゃないでしょ~!!」 「しいねちゃん!」 「リーヤく~ん!!」 (考えこむセラヴィ様のお姿って、ス・テ・キ・・・) やっこちゃんは一人、マイペースを保っていた。 「まさか、そんな・・・」 そうつぶやくと、セラヴィは結界内の戦闘へと視線を移した。 その目が、カオティックプリンセスのタリスマンへ引きつけられる。 「チャチャー!!」 セラヴィの叫びは、しかしチャチャには届かない。 その5終り、サメくん