#148 Article 13251 Posted at 1994/11/15 19:35:54 by .*わぴ (MAP3233) [NOVEL.ORG]

Subject: Re: チャチャ第1部終了へ向けて /12983

スレッド関係
返信元・元スレッド #148/12983 — 「チャチャ第1部終了へ向けて」 1994/11/09 22:58:46 · .*わぴ · MAP3233
ある日、チャチャは自分の身体に異変が起こっていることに気付いた。 「(どうしたんだろう。マジカルプリンセスから元に戻ると、身体中が ちょっとだけど痛くなっちゃう。)」 「チャチャさん、どうしたんですか? どこか痛いんですか?」 「ううん、ちょっとね。でも、なんともないよ。大丈夫。」 「あっ、チャチャさん・・・」 しいねちゃんはちょっと勘違いしてるようだ。チャチャはいつものチャ チャのこと。別段、気にしているようすはなかった。 ところが、…
     現在 #148/13251 — 「Re: チャチャ第1部終了へ向けて /12983」 1994/11/15 19:35:54 · .*わぴ · MAP3233
         返信先 #148/13320 — 「Re: Re: チャチャ第1部終了へ向けて /13251 /12983」 1994/11/17 08:02:36 · ろいたー共同 · MAP4427
突然始まったわぴさんの小説、現在まで2話ほど読ませて頂きました。 なかなかシリアスな内容ですね~。今までに#148上で書かれたどんな 小説でもまったく顧みられることのなかった「変身のツケ(代償)」に 触れられている点に、新鮮さを感じました。 これからの展開がとても楽しみです。 Art.13104 by TOIさん ># ウルトラマンAをふと思い出してしまったりして. ありゃ、ウルトラセブンの最終回じゃなかったですか? ろいたー共同 (L…
         返信先 #148/13343 — 「Re: Re: チャチャ第1部終了へ向けて /13251 /12983」 1994/11/18 00:14:31 · 速水 明 · MAP4167
おっ!第2段ですね。 シリアスな中にもチャチャ達の「らしさ」があって、重くならない 感じが良いですね。 > 大魔王の妙な癖の字のせいでチャチャには読めなかった。 ↑ここ、最初読んだ時思いっきり笑いました。 そうかぁ・・・大魔王はクセ字かぁ、うんうん(笑) >「何もしてなかったってことはないよね~、リーヤく~ん?」 >「オレは・・・、ちゃんと飯を食って体力をつけてたぞ」 やっぱりリーヤはリーヤという事で(笑)(意味不明) お約束と本題のシ…
         返信先 #148/13386 — 「Re: Re: チャチャ第1部終了へ向けて /13251 /12983」 1994/11/19 00:04:58 · .*わぴ · MAP3233
3人は大魔王の城の前に着いた。だが、城の門はかたく閉ざされていた。 「ちぇっ、なんだよ大魔王のやつ。手紙まで出しといてお出迎えもなし かよっ」 「ふははははは、よくきたなチャチャ。私は城の奥の大広間にいる。早 くくるがよい」 閉ざされていた門がゆっくり開いた。城の中は暗くてよく見えないが、 奥のほうからわずかな光がもれている。 「リーヤ、しいねちゃん・・・。がんばろっ」 チャチャはふたりの手をとり、そう言った。だが、その手はかすかに 震…
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どのくらいの日がたっただろうか。チャチャも元気になったころ、大
魔王からの手紙がチャチャのもとへ届けられた。
「う゛っ、よ、読めない・・・」
 大魔王の妙な癖の字のせいでチャチャには読めなかった。
「セラヴィー先生、これ読めないのぉ」
「貸してごらんなさい。・・・、おやおや、大変なことになりましたよ、
 チャチャ。大魔王がとうとう戦いを挑んできました。もし、大魔王の
 もとへこないと石にされた王様と王妃様の像を粉々に壊してしまうそ
 うです」
「そんなのイヤーっ。わたし、お父さんとお母さんを助けなきゃ」
「でも、チャチャ。今度変身すると大変なことになるかもしれませんよ」
「でも、でも、おとうさんとおかあさんが粉々にされるよりはいいの」
「そうですか、チャチャ。決心は堅そうですね。では、リーヤくんとし
 いねちゃんを呼んできましょうか。チャチャは支度をしていてくださ
 いね」
「はいっ」
 セラヴィーはリーヤとしいねちゃんを呼びに出て行った。

「チャチャっ!」
「ど、どろしーちゃん!? 痛い、痛いよー」
 しいねちゃんと一緒にきたどろしーは、家に入るとすぐチャチャを抱
き締めた。
「チャチャ・・・、まだ小さいのに・・・。でも、チャチャ。頑張るの
 よ。あなたならきっと、きっと大魔王を倒せるわ」
「そうです、チャチャさん。ぼくがいます」
「オレもいるぞ。大丈夫だって。マジカルプリンセスになれば大魔王な
 んてイチコロだぜ」
「うん、ありがとう。それじゃリーヤ、しいねちゃん。行こう!」
 3人は元気よく飛び出して行った。

 大魔王の城へ向かう途中、しいねちゃんはずっと黙り込んでいた。
「しいねちゃん、さっきからずっと黙ってるけどどうしたの?」
「えっ・・・、あ、あぁ。チャチャさん、マジカルプリンセスになって
 も大丈夫なんですか? またこの間みたいに倒れたりは・・・」
「うん、きっとそうなると思う・・・」
「じゃあ、なぜ大魔王との戦いに?」
「お父さんとお母さんを助けなきゃいけないもん。大魔王が、戦いに来
 ないとお父さんとお母さんの石像を壊しちゃうって・・・。そんなの
 イヤだもん」
「チャチャさん・・・。わかりました、ぼく、チャチャさんのために全
 力を尽くします。実は、チャチャさんが休んでる間、修行してたんで
 す。魔法力も前よりレベルアップしたんですよ」
「しいねちゃん、すごーい。ありがとう、ありがとうね」
「リーヤっく~ん、キミは何をしてたのかなぁ?」
「お、オレは・・・」
「何もしてなかったってことはないよね~、リーヤく~ん?」
「オレは・・・、ちゃんと飯を食って体力をつけてたぞ」
 チャチャとしいねちゃんはこけてしまった。
「リーヤぁ、それじゃいつもとかわらないじゃないかぁ」
「へんっ、オレの自慢は体力だ。『花が減っては戦はできぬ』って言う
 じゃないか」
「それを言うなら『腹がへっては戦はできぬ』だ。まったく、バカ犬
 はぁ」
「まあまあ、ふたりともそのくらいにして。ふたりとも、わたしのため
 にありがとう。がんばらなくちゃねっ」
「はいっ」
「おおぅっ」
 意気揚々と 3人は大魔王のいる城へ向かって行った。

つづく

                                                    赤ずきんわぴ