#126 Article 9350 Posted at 1993/11/15 17:28:58 by 早乙女 (MAP3058) [PARADOX]
Subject: Re: Re: 時間跳躍のパラドックス /9263 /9262
こういう話を聞くと、時空の旅人(アニメ版ではなく原作の小説版)を思い出して しまいますね。この作品では、未来を知っていることにより意識的に歴史を変えて しまうような行動をとると、歴史そのものが変わってしまいます。じゃあ、本人の 記憶では存在したはずの未来はどうなってしまうのか? その未来は、本来の歴史 である本流から潜在時流(潜在時流:裏の歴史と考えて良いでしょう、時間の流れ は本流も含めていくつも存在しているという設定)に入ってしまい、実際にはおこ らなかった、なかった(記憶にあるだけの)歴史となります。 この設定を姫ちゃんにあてはめると、仮に3年後の姫ちゃんがメモを残していかな かった場合、当然部屋にメモはなく、3年前からきた姫ちゃんもそのメモは見なか ったという別の歴史が続いていく(つまり、それまでは潜在時流(メモは残してい かなかった歴史)だったものが本流と入れ替わる)ことになる訳です。 ただし、この程度の小さな違いなら、時間の流れにある弾力性により、姫ちゃん以 外の誰かにメモを貼る役(あるいは、3年前からきた姫ちゃんに約束を教える役) がまわってきて、結果的に3年後の大地と姫ちゃん、3年前の姫ちゃんは無事会う ことができる。というように自然修正されることは有り得るようです。 (詳しくは角川文庫「時空の旅人(前・中・後編)」を参照してください(笑)) 実際に「予知夢で未来を予知して難を逃れた。」なんていう話を時々雑誌でみます が、そういうことから考えると、「時間の流れはいくつも存在している」というの は、あながち外れてはいないような気もしますね。 早乙女(MAP3058)