#74 Article 17971 Posted at 1999/09/21 03:21:39 by まるち (MAP3549) [ONE]
Subject: Re:*8 「 ONE 」(^^; /17965 .... /17943 /17890
「みずか」だけに水掛け論になったりして…。 パチン!(ON) 「すすすすみませ~ん」 パチン!(OFF) > 瑞佳に出会った時点で既にえいえんの世界の必要性は失われていたんじゃないか > と思うんですよね。というのは瑞佳への対し方がみさおへのそれと似通っている > ことから見て、瑞佳は主人公が現実世界で見つけたみさおのかわりだと思えるか > ら。現に瑞佳と出会ってからの主人公はかなしみから抜け出して生きてこられた > わけだし。でもそれが可能だったのもえいえんの世界をもつことによって、みさ > おの死を忘れ、かなしみを忘れることができたからなのか・・・。うーん。 それは核心ですよ。 長森との触れ合い方の変化が、主人公に気づかせてしまったのです。 自分に大きな欠落がある、ということに。 みさおの死を引きずり続けている…、これは「めく*」や「お*」の ようなホリブルなケース(明白にそれが存在するもの)と 変わらないことなのです。 *** 主人公は母子家庭で育っており、 大好きな妹は自分はただ見守るだけの中、 目の前で死にました。 娘の長い闘病生活に母親は宗教にのめり込み、 主人公を捨てて消息を絶ってしまう。 主人公にとって家族とは失うものなのです。 危うくて、信用できなくて、自分の心を裏切るもので、 そういう人達と関わる必要も無いし、関わりたくない。 だから彼女面をする長森に吐き気がした。 自分が受け入れているのは「母親気取りの女の子」であって 母親の代わりになりうる彼女ではない。 「彼女=母親」というのは、この境遇の主人公は間違いなく そういう認識をするでしょう。。。 この境遇でなくても、そう感じている人はいると思います。 認められない、警戒感を持たせる、触れたくないもの。 だから長森を否定をして壊そうとした。 しかし、長森はすべて理解した上で受け入れている。 主人公も「みずか」でなく長森瑞佳を選ぶが、 やはり精神の奥底では拒絶してしまう。 クリスマスをやり直そうと約束をした日もプレゼントを買ったまま、 部屋の床に倒れてしまい高熱を出す。耐えられなかったのだ。 今まで繋がりを拒み続け、夢の中で生きてきたことに対する贖罪が 世界からの消滅である。 それに対して一年の歳月をかけてすべての整理をつけて帰ってくる。 一年間という時間は長く感じるかもしれないが、 年少の頃からのすべてに対する代償としては軽いほうだろう。 (某HPから一部引用 ^^;) なにかのヒントになれば幸いです。 まるち