#72 Article 1670 Posted at 1991/07/24 11:16:06 by ささきしはる (MAP641) [NO.R01]
Subject: Re:*36 「内木さんが21世紀に」 /1669 ........... /1594 /1591
ただいままちばりあかねちゃんのご紹介にあずかりましたささきしはるです。 漢字で「志春」と書いて「しはる」と読みます。今後とも宜しくお願いします。 -------------------------------------- 「そうだ! ワンダユウがもしたくらみを実行したなら、必ずこの時間に戻ってく るはずじゃないの?」 ダルーサはうまいところに思い当たった。 「ええ、普通にはこの時間に戻ってはこれないのですが(注:絶対時間の関係上) 絶対時間を計算の上、元の時刻に戻ってくるようにタイムマシンは基本設計され ていますから・・・・ワンダユウが絶対時間を分かっていたとしても帰ってくる 時間をずらすということはあまり考えられませんね。」 「だとすれば、今この時間のどこかに、ワンダユウさんがいる!」 ワンダユウをつかまえることさえできれば、タイムマシンはワンダユウから奪って しまえばいい。今からマール星に行ってタイムマシンを取ってきたのでは間に合わな い。タイムマシンの設定に時間がかかる上、絶対時間が進んでしまう。それを待って いるうちに宇宙が消滅してしまうかもしれないからだ。 しかし、ワンダユウとてぬかりはない。なぜなら、マール星から追手が来ることを 想定してすでに通信も完全に断っている。こんなことをすればマール星に怪しまれる のは必定であるが、確かにこれは理屈にかなう。作戦さえ成功すれば未来・現在に変 化が起こり、ワンダユウがした行動自体が抹消されるからだ。むろん、失敗すれば牢 獄行きであることは言うまでもなかった。 「じゃあ、ワンダユウさんがこの時間に戻ってくるとしたら一体なんのために?」 これは難しい問題であった。ワンダユウがこの時間に戻ってくる必要などなにもな い。未来で事を片付けてしまえばそれでいいはずだ。にもかかわらず、もし戻ってく るとしたらいったいなんの理由があるのか? それが分からなければワンダユウが今 どこにいるのかも分かろうはずがない。 「ワンダユウさんがいるとしたら、この街の上空のはずよ。」 「エリちゃん!」 問いに答えを出したのは他ならぬエリであった。三人は廊下で話をしていたのであ る。いくら鈍感なエリちゃんといえどもいやおうなく聞こえてくる声は聞かざるを得 なかった。 「もし内木さんを消滅させて歴史を変化させるつもりなら、当然内木さんに関する 記憶を抹消するはずだわ。内木さんを知っている人のほとんど大部分はこの街に いるわ。そして、その作業が終われば今度はマール星に行って内木くんに関する データをかたっぱしから消去するでしょう。そうすれば、殿下とあたしを無理矢 理結婚させることも不可能じゃなくなるわ。」 「二手に分かれましょう。私とラッピーはワンダユウさんをつかまえて、チンプイ とエリちゃんは、ブラック注射軍団を片付けましょう。」 「ダルーサさん、内木さんのこと、お願いね。」 「まかせておいて。ダルーサ!」 ダルーサとラッピーはテレポートで移動した。時を同じくして、宇宙警備隊がエリ の家に到着する。今、ここに、全宇宙を賭けた熾烈な戦争が開始されるのである。 -------------------------------------- ますますお話を混乱させてしまいました。(^_^;) 次は・・・・ローテーションからするとBRINKYさんでしょうか・・・・ では、BRINKYさんにお願いしたいと思います。 ささきしはる