#70 Article 6103 Posted at 1997/09/09 05:45:31 by みりす (MAP6909) [PORINFANO]

Subject: Re: 読書日記です(児童文学とファンタジー中心) /6003

ゲド戦記3「さいはての島へ」ル・グウィン/作 清水真砂子/訳(岩波書店)

	 ゲド戦記の第3作目。作中の時間経過は2作目から何十年か後で、
	若かったゲドも今は髭を蓄えた老人となり、大賢人と呼ばれる者に
	なっている。
	
	 世界の各地で魔法が効かなくなるという事件が発生する。まじな
	い女はまじないを忘れ、王たちが祭の席で唱える太古の言葉を思い
	出せなくなっていた。そのことをロークの学院にいる大賢人のゲド
	に知らせるため、父の名代としてその青年はやってきた。ゲドはこ
	の事件の原因をもとめて、青年をつれて<はてみ丸>で竜たちの領
	域である世界の果てへ乗り出す。

	 最初はゲドに心酔してついてきた青年(名前忘れちゃったよ(^^;)
	が、ゲドがまるで魔法を使おうとせず自分達を危機に陥れるのを見
	て幻滅したり、相変わらずル・グウィンは心の葛藤を描くのが上手
	いです。でも、1作目と2作目にくらべると、若干息切れしてるか
	なーという感じも……

みりす