#70 Article 6102 Posted at 1997/09/09 05:45:08 by みりす (MAP6909) [PORINFANO]
Subject: Re: 読書日記です(児童文学とファンタジー中心) /6003
ゲド戦記2「こわれた腕輪」ル・グウィン/作 清水真砂子/訳(岩波書店) ゲド戦記シリーズの第2作目。 1作目で<影>と対決したゲドは、失われた宝物である<こわれ た腕輪>を求めて闇に仕える巫女たちの島へと乗り込んだ。 <名なき者>と呼ばれる大巫女アルハは、闇の神殿の地下迷宮へ 迷い込んだゲドに心ひかれて行く自分に悩む。幼い頃に両親から引 き離されて大巫女として育てられた彼女は、ゲドにひかれることで 失った人間性をとりもどしてゆく。 1作目はゲド自身の戦いでしたが、2作目では主人公の座をアル ハ(テナー)に譲ります。テナーの女性としての心の葛藤を描いて いて、女のわたしとしては主人公への入れ込み度が高かったです。 ちなみに、いきなり2作目から読んだんじゃなくて、1作目はか なり前にすでに読んでいたというだけ。1作目の迫力はシリーズ中 ダントツだと思う。 みりす