#68 Article 3725 Posted at 1994/05/15 16:41:56 by Loki (MAP4582) [DOS]

Subject: Re:*19 DOS5.0A /3708 ...... /10313(#130) /10310(#130)

スレッド関係
元スレッド #130/10310 — 「(Subjectなし)」
     参照 #130/10313 — 「(Subjectなし)」
         返信元 #68/3708 — 「Re:*18 DOS5.0A /3706 ...... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/14 15:53:34 · ISAM · MAP1129
夢はあっても実現する力がなければ無意味でしょう。 というよりも、むしろ逆説的にいうと、実現する力がなければ夢をみることさえ難し いのが現実ではないでしょうか?? 例えば、ゲームといえばスムーススクロールとスプライト、音源といえばFM音源し か思いつかない力では、みることができる夢もしょせんその程度のレベルなのです。 結局のところ、それっていうのは夢を夢見ていただけなんじゃないでしょうか。 つまり「夢があるパソコン」という夢をみていただけ…
             現在 #68/3725 — 「Re:*19 DOS5.0A /3708 ...... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/15 16:41:56 · Loki · MAP4582
                 返信先 #68/3740 — 「Re:*20 DOS5.0A /3725 ....... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/17 03:49:03 · じょん川西 · MAP2337
昨日発売のバッ活では、H.A.R.Pや禁断のマックエミュレイターが公開されて SX-Win3.1のリリース等68シーンは見放せない物になってます。 ところで、いままで一連のX68KのログをALTA.NETなどに転載しても かまわないでしょうか? じょん川西
                 返信先 #68/3751 — 「Re:*20 DOS5.0A /3725 ....... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/18 02:10:36 · ISAM · MAP1129
難しすぎて、よくわかりまっしぇん(^_^;) しかし、僕個人の考えかたとはまったくことなる発想だと、薄々わかるような気はい たします。 正直いって、 >「夢があるパソコン」という夢をみていた >脳の中の X68000 というパソコンに、夢を抱いていた では後者のほうが文章が長いですし、意味もまったく異なるはずなのに、前者を冗長 とし、後者にすべしとする意図がまったくわかりません。 仮に意味が同じだとしても、普通は文章が長いほうが冗長なん…
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書いたその日のうちに res. がつくなんて、元気なボードは良いですね。私が常駐し
ようかと思って顔をだした他のボードは、3つとも閑古鳥が鳴いてましたから。


  では本題に。

>  結局のところ、それっていうのは夢を夢見ていただけなんじゃないでしょうか。
>  つまり「夢があるパソコン」という夢をみていただけなのです。
>  だから、具体的にそのパソコンにどんな夢があったのか、などということはだれも
> よくわからないし、よくわからないものなんて実現しようがないでしょう。

  申し訳ありません。私の悪いくせでして、自分と同じ認識を他人も持っているという
前提で文章を書いてしまいました。これには、根本的なところで説明が必要でしたね。
  そういうわけで、まず、前提となっている私の認識を述べます。これから、私の文章
を考えるときに念頭に置いて下されば、下手な文章なりに何が言いたいのか、今よりは
ご理解頂けると思います。


  「夢のあるパソコン」何ていうものは、物質的には存在しません。それは、各個人の
脳の中にあります。さらに言えば、人間が考える対象は、全て脳の中にありますし、そ
れ以外について考えることはできません。
  例えて言えば、「CPUが直接参照できるのはレジスタだけ」というのと同じです。
そして、感覚器は入力装置、運動系全般が出力装置です。

  具体例をあげてみます。この文章を読んで下さっているということは、今、あなたの
目の前には「ディスプレイ( or プリントアウトされた紙)がある」はずです。そこに
は、私の考えが書かれています。さて、それでは「私の考え」は、いったいどこに「あ
る」のでしょうか?

  「文字」で無いことは明らかでしょう。これは、私とあなたとで約束した記号にすぎ
ません。物質的にいくら「文字」を調べても、そこから「思考」は出てきません。他の
物質についても同様です。
  しかし、「私の頭」には確実に「私の考え」が存在しています。そして、「あなたの
頭」にも(厳密には私のそれと同じではないでしょうが)「私の考え」が存在していま
す。
  「私の考え」というのは、「私の脳の中に発生した、ある種のパターン」です。これ
をあなたに伝えるために、私は「言語」という媒体を用いて文章を書き、あなたがそれ
を読んで、「あなたの脳の中に、ある種のパターン」を発生させる--こういう過程を
経て初めて、あなたは「私の考え」に触れています。

  すなわち、あなたの脳は、あなたの脳の中にあるものしか考えられないのです。もし
どうしても納得されない場合は、一連の過程において使われる器官を一つ、壊してみて
ください。必ず、あなたは「私の考え」が理解できなくなります。

#  本当は、更に書くべきことが多々あるのですが、より正確に伝えようと思ったらば
  キリがありませんし、私の能力からしても無理ですし、何より主題は私の世界観では
  ありませんから、、ここまでにさせて頂きます。
    もし興味がおありでしたら、青土社から出版されております「唯脳論」養老孟司・
  著が私の考えにかなり近いと思いますので、そちらを読んでみて下さい。


  さて、説明のための準備はこれで終わりました。以上のことを踏まえて、自分のアー
ティクルに対する、私なりの考え方を説明します。

  こう考えれば、今回の話においては、

> 「夢があるパソコン」という夢をみていた

という表現は冗長で、「脳の中の X68000 というパソコンに、夢を抱いていた」とする
べきです。つまり、私が言っていた「夢のあるパソコン」=「それに対して、夢を抱く
ことができるパソコン」であるわけです。
  そして「設計思想」とは、パソコンという媒体に対して込める「設計者の思想(もし
くは夢)」であり、それを自分の感覚器官を通して、「自分の脳」に「ある種のパター
ン」を発生させるモノです。

  もちろん、人が変われば処理経路も変わるわけですから、「脳」に発生する「パター
ン」も変わってきます。しかし X68000 は、ある意味(多くの脳に対して)、今のパソ
コンよりも「夢」を呼び起こせたのではないでしょうか?


> というよりも、むしろ逆説的にいうと、実現する力がなければ夢をみることさえ難し
> いのが現実ではないでしょうか??

  これについては、「力」と「夢」とを「脳」の観点から見直さなければ答えられない
わけですが、(おそらく)長くなるので、やめておきたいと思います。
  しかし、人間の脳の構造はここ数万年変化していないという事実と、5~ 10年前と
今のアーケードゲーム、あるいは北欧神話と現代小説との比較から、それなりの結果は
得られるものとおもいます。


  そして何より、現実的な「力」を見据えることも必要でしょうが、小宇宙とも例えら
れるような広大な脳の中で、
『皆さん、もっと自由に「夢」を見て下さい』
と、これが言いたかった(背景にあった)わけです。


p.s.  毎回、的確で冷静なフォロー、ありがとうございます。 > ISAM さん

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