#43 Article 349 Posted at 1990/11/17 01:55:09 by KYOGO (MAP2034) [NO.32]
Subject: Re:*8 アイスター危機一髪 /347 .... /340 /339
今回のテーマは「はい」です。 「はいっ!☆」じゃなくて「はい」、つまり会話の流れのなかで ちゃんと受け答えとしての意味を持っている「はい」です。 今回そーゆー「はい」が多くて(そんな話だったわけだな) そして、実にいい「はい」がたくさんでました。 これはいつものような、シナリオと林原めぐみさんの連係プレーと言うよりは もっぱら林原さんの個人的力量に負っているところが多いとおもいますです。 ***(1・はらださんが酔った久美子さんを送って、 久美子さんのマンションの前のシーン)***** はらだ「着きましたよ。・・サキちゃんたちも、ありがと」 サキ 「はい」 この「はい」が実に何と申しましょうか、「はい」と「はぁい」の間くらいの リズムで、ふわっとした感じの、感情をたっぷりこめた「はい」です。 労をねぎらってくれたはらださんに対しての 「いえいえどういたしまして」と、 「そういうはらださんこそ、おつかれさまです」が この「はい」のなかにたっぷりつまっているのです。 15歳でこんなあたたかい「はい」がいえるなんて、サキさんやっぱり 天性の苦労人ですね。 ***(2・自転車でころんだはらださんと久美子さんを 見守る亮さんとサキさん)*** 亮 「なんとなく、社長が久美子さんと結婚しなかったわけ、 わかるような気がするな」 サキ 「え・・」 亮 「なんとなくさ」 サキ 「はい。なんとなく」 まったく無表情で、イントネーションもなしの棒読み口調で言われた この「はい。なんとなく」は、数あるサキさんの名セリフの中でも 最高レベルのものでしょう。このひとことだけで、私は今回の話は 見る価値があったと思いますです。 ここからは私の、完全な私見ですけど、 「社長が久美子さんと結婚しなかったわけ」を、サキさん、 さっぱりわかっていないのです!!! なにせ「スペイン坂の雨」の前科もあるサキさんですから。 (あれから少しは成長したでしょうけど) わからないままに「はい。なんとなく」と答えているのですね。 わからなくてもこう答えて、「なんとなく」の感覚を 亮さんと共有することによって、すこしでも わかった気分に近付こうとしているのです。 そうしてすこしでも、大人の世界に触れていっているのですね。 だから逆に、この「はい。なんとなく」を言った時点で サキさんは一歩、大人になっているのです。 この「はい。なんとなく」は今までのサキさんのセリフの中で 一番大人っぽいセリフです。 ***(3・アイスター事務所。はらださん退職に怒る社長)*** 社長 「ようこ、大東京テレビ、ひとりで行け」 ようこ「はい」 社長 「サキはるすばんしてろ」 サキ 「ええ、はいっ」 ようこにしてはめずらしいタイプの「はい」です。まったく納得いかない!の 「はい」ですね。納得はしてないんだけど、今の社長に逆らっても仕方ない ので、とりあえず「はい」です。 これとおなじ「はい」はこのあと、久美子さんとの、 「結婚式、来てね」「はい」でも表れています。ここでとりあえずにしろ 「はい」をいっちゃうあたり、実はようこもけっこう 周囲に気を配っている人なのですね。 で、サキさんです。「委細承知っ」の「はい」です。 まずは反射的に「ええ」と返事したのだけど、 事態の深刻さを考慮してとっさに「はい」に切換えているわけです。 (余談ですけど、他の人はみんな「サキさん」「サキちゃん」って呼ぶのに 社長さんだけ「サキ」って呼び捨てにしますよね。私これが、 なんとなく気持ちよくて好きです。私って変でしょうか) ***(4・社長をつかまえに出る亮とゆたか)*** 亮 「もしダメだったら、そんときはそんときだ」 ようこ 「はいっ」 ゆたか 「でも、やれるだけのことはやろう」 ようこ&サキ「はいっ」 亮 「それから、このことはとりあえず、久美子さんには 言わないほうがいいとおもうよ」 ようこ&サキ「はいっ」 ようことサキさんがそろって「はいっ」というのが2回つづきますが 1回目はふたりの声が完全にそろってるのに 2回目は少しズレています。 私の耳で聞き取った限りでは、ようこのほうは短く「はいっ」なのに対し サキさんの「はいっ」は少し、あとをひいているようです。 (違っているかもしれませんが・・・) 1回目のゆたかさんのセリフはふたりとも文句なし賛成なんだけど 2回目の亮さんのセリフには、サキさん、ちょっと賛成するのを ためらっているのではないでしょうか。 まあ、ちょっとこの分析は考え過ぎかもしれません。単に少しだけわざと ずらしただけかもしれないし(1回目との対比でメリハリがつく)、 でもそうだったらこれは演出効果としてたいしたものです。 ま、なんにせよ、私の生身の耳ではこれ以上は・・・ なにせハイファイですらないビデオで、3倍で録ったのを、 14インチの安物TVの小さなスピーカーで聞いているもので。 これでこういう状況の声を聞き分けるには、沈黙の艦隊の ソナー聞いてる人並みの努力が・・・ 謎の解明はMASAMI KUNさんのハイテク機器による分析を待つとしましょう。 ***(その他)*** その他、今回かわいかったサキさんでーすっ!☆ まずは最初の、ようこのレコーディングシーン、ミキシングルームで 腕をちょこんと背中で組んで、上半身かたむけて写真をのぞきこむ おめめぱちぱち、きょーみしんしんサキさん!☆ 次に、酔ってあばれてる久美子さんと並んで歩いてて 「はゃやゃ~~」のサキさん!☆ おはなのとこに横線入っちゃってる、この表情! 私、「にっこりサキさん」も好きなのですが、実をいうと こーゆー表情のほうがもっと好きなのです。 私、変かなー 自転車に二人乗りして走ってるはらださんと久美子さんを追いかけて 亮さんのバイクの後ろに乗ってるサキさん!☆ 亮さんの背中から半分顔を出してるのがたまりません。 アイスター事務所の電話番、 「はい、アイスター事務所です・・・ スケジュールわかる人、いないんです・・・ 帰ってきたら必ず電話させますから・・・」 こんなたどたどしい、いっしょうけんめいなごめんなさいを聞かされたら もう許すしかありません。 このたどたどしさこそ、事務電話の極意と見つけたり。 やっぱサキさん、天才なのかもしれません。 結婚式の、久美子さんの大たちまわり。 「やっちゃったぁ」 キバがみえててプリティーですです。 仕事がいそがしいんでこのへんにしとこっと。 > 次は、34、35話の「サキちゃん話」かなぁ・・・・ 楽しみです。うーん、もう2週くらい後だったらもっと仕事が ひまな時期になってるんだけどなー。 おつかれさま!の KYOGO でした。