#4 Article 571 Posted at 1989/09/27 05:00:33 by ISAM (MAP1129) [MAJOTAKU]
Subject: Re: Re:article #5998 on BB#9 by ISAM /569
うーん、ちょっと無神経に振りすぎたみたいですね、失敬。 まず、テレビに関しては、もちろんそういう意味もあると思うけれど、本編中に3度 も登場してきて、それらが全てアニメチックな画像を映し出しているというので、やは りもっと意図的な部分があるのではないかと思っただけです(劇中劇、映像内映像とい うのは作為的だし)。ただし最後のシーンはおっしゃるとおり、それ以外に意味がある とは思えませんね。 でも、タイトルではET、子供がテレビを見ているシーンでは「トワイライトゾーン」 を思い浮べてしまった僕はすでに既製のメディアに頭を毒されきっているのかも。もっ と素直になるべきなんですけれど。 えーとそれから、文章を引いてきたのは、宮崎という人も相手にインテリジェンスが あるときはまともなことを話すんだな、と思ったからです。アニメ雑誌のインタビュー (あと、コミックボックス)とかではろくなこと言わないから、あの人は。 聞く編集側にも問題があるんでしょうが・・・だから、あれは結構貴重だと思います。 ところで、別に僕も普通「監督はどういう意図で作ったか」なんて考えながら映画を 見たりしませんよ。そんなもん映画がもったいない。 しっかり、考えてるじゃないか、というお怒りの声が当然あると思うけど、そりゃあ 映画にそこまで没頭させてくれないという理由があるからです。 はっきりいって1回目で、あのエンディングの適当な構成に呆れてしまったのだ。 それで、2回目見ている間にそれに理由でもこじつけなきゃ、辛さに耐えがたくなっ てしまった。 そりゃあ、頑張る、又は、耐える主人公に感動はするけれど、映画としての結末がき っちりしていなきゃ、すべて無駄足に見えてくるのですね、僕はひねてるから。 少なくとも、飛行船から落ちたトンボを拾い上げ、紙吹雪の中を群衆に取り囲まれる のがフェイクエンディングだというのは、よくわかるし、だからにジジが再びキキの元 に戻ってきてその肩で何事かから彼女を守ろうとするかのような方向を見て(そうじゃ なきゃキキの方を向いて鳴くでしょ)鳴くのを見て苦笑(紙吹雪と群衆に)と不安感を 感じたのだけど、それに続くエピローグでは、飛行クラブの他のメンバーと一緒に何の 伏線もなく(この部分に関しては、一見悪そうな奴らだけど実はいい奴かもしれない、 という描写が劇中にあるべきだと思います。特に、あのお孫さんは)人力飛行機の飛行 に付き合ったりしたうえ、突然故郷に手紙が届くシーンにつながったりするのを見てい ると、最も肝心なところをかっとばしてしまっているのではないだろうか、という印象 を強くしましたね。 たしかに、冷水は浴びせかけられたけれど、何等精神的な決着をつけずに主人公を外 的な要因によって無理やりつき動かしていくといったドラマに感覚的なものは別にして 理性的には疑問を持った、とそういうわけですよ。 まあ、冷水こそ意図であると言われれば、文句もいえないのですが。 PS. うわっ、夜分申し訳ない。 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。 無職に付き合うと体に毒だよ。 ちなみに、望センセが気分を害された、「生きているか?」、「食えているか?」と いうのは無職のあいさつでした(もうかりまっか、だね)。 そうか、まっとうな社会人に、そういうことを言うと気分を害すのか、ごめん。 ちなみに僕は「食えていません」し「半分死んでます」。 誤解なきよう言うと、パン屋の主人のような人には憧れているのだよ ISAM