#33 Article 408 Posted at 1996/05/03 14:42:04 by Pottom (MAP4315) [10YEARS]

Subject: 10年前(第16話)

今日はメイプルタウン物語第16話放送より10周年目。

 なんか、早いなぁ。 もうそんなに経っちゃうんですね。 そういや、もう五
月なんですよねぇ。 ますます気温も上がってきてますし。 しかし、今日はい
い天気ですねぇ、昨日前の雨が嘘のようです。 お陰で蒸しちゃって。(^^;)

 さて・・・

 き、木苺ケーキも、おお願いしますぅ。 って事で、今週は第16話を少し。

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#16 うさぎ山の神様


 今回パティちゃん、大分辛い目に遭ってますねぇ。 まぁ、自分で蒔いた種だ
と言えばそうなんですけど。 何か、凄くシビアなお話しになっていますね。
大事な書類が水浸し、とか、パパが郵便局長をクビになる、とか。 今までのメ
イプルタウン物語とは、ひと味違うようです。

 しかし、メイプルタウンって、こういう辺りが沢山ある動物アニメの中で、ひ
ときわ目立って・・・いやメイプルタウン物語に魅せられてた方々に訴えかけて
いるようです。 いや、そんなことは今さら私がここで書くまでもない事でしょ
うけど。 しかし、それでも、どうしてもそういう切り口から見てしまいますよ
ね、メイプルタウン。 シビアといえば、うろ覚えなんですが、メイプルタウン
物語よりもっと昔の作品で、「ドンチャック物語」と言うのがあったと記憶して
おりますが、あれもまた、かなりシビアなお話しが多かったように記憶していま
す。 具体的にどんなだったかは思い出せませんけど。(^^;ゞ

 で、今回のメイプルタウン。 パティ、かなり追い詰められていますね。 も
う、どうしていいか分からないと言うくらい。 ・・・しかし、とんでもない事
になってしまいましたね。 コンデリックさんの、マルセルパパに対しての、

ハンス「君がクビになるくらいじゃ済まないんだよ!」

 で、どん底に追い詰められてしまいます。 反対を押し切って強引に持って行
ってしまった書留を台無しにしてしまっただけでも大変な事なのに、その結果が
父親の免職、ですから。 ここでの、マルセルパパの、パティに向けた言葉、

マルセルパパ「ここからは大人の話しだ。 二人とも、先に帰ってなさい」
パティ 「でも」
マルセルパパ「さあ、いきなさい」

 気遣いはいいんですが、よけいにパティに重くのしかかってしまったようで
す。 あんなに激しく自分を責めているパティ、恐らく全編通してもここだけ
でしょう。 で、困ったときの神頼み。 下校時にジョニーに聞いた、

ジョニー「言い伝えでは、あの山のは神様が住んでいるんだって」

 を思い出して、うさぎ山の神様に会って、直接お願いするという決心をするわ
けですね。 大人でもなかなか上れないといううさぎ山へ登って、神様に頼みに
行こうとまで決心するパティ、かなり無謀な思いつきですが、パティらしい選択
ですか。 しかし、ボビーがうさぎ山に一緒に行くと言ってくれたのは、余程嬉
しかったみたいですね。 パティ、思わずボビーに抱きついてしまいます。

ボビー「ぁ、ぁぁ・・・ よ、よせよぉ」

 と、照れるボビーがいいですよね。(^^) 実際、ボビーって、パティがメイプ
ルタウンに来るまでは、女の子の相手なんかは・・・いや、やっぱそういうタイ
プでは無さそうですよね、ボビーってば。 ボビーがパティに何を感じて、積極
的にパティに付き合ってるのか。 ちょっと興味があるところです。

 しかし、今回はいつもにもましてボビーが男らしくて心地よいです。 状況判
断もしっかりしていますし。 やっぱり、ボビーはただの悪ガキじゃなかったっ
てわけですね。(^^;) で、二人でうさぎ山に登ることに決めたパティとボビー、
それぞれ家に帰って、支度をするわけですが。 二人に鞄に詰め込んだ物が対照
的ですね。 パティは衣服や防寒具、ボビーは主に食い物ですか。 どちらも山
登りには必需品ですね。 いや、あらかじめ各自の分担を決めて準備をしに家に
戻ったのかな? 指示したのは、やっぱしボビーでしょうか。

 橋の上で落ち合って山を目指すパティとボビー。

パティ「神様、きっといるよね」
ボビー「いるさ」
パティ「何でも願い事、叶えてくれるよね」
ボビー「くれるさ」

 不安な時って、こういう無条件に同意してくれる人が側にいると、随分心強い
ものですよね。
 ・・・と、偶然にも(笑)その橋の下で居眠りしているグレテル様。 寝ている
ようですが、お耳だけぴくぴく。 グレテル様が美味しい話しを聞き逃すわけは
ありません。

グレテル様「何でも願いを叶えてくれるぅ? なぁんて気前のいい神様なんだ」

 で、パティ達の後を付けて行くわけですが、

グレテル様「神様! 神様! 神様! 神様! 神様~っと!!」

 ・・・(--;) グ、グレテルさまぁ・・・ 折角の先週の格好いいグレテル様
のイメージがぁ・・・ カワウソオヤジの、

アルキメデス「若いもんのする事はわからん」

 が、笑いました。 いや、あれはパティ達に対しての意見も含んでたのかな?
確かに、「何処へ行くか」と聞かれて「神様のところ!」では、「わからん」、
ですね。(^^;) 神様のところ、と言われても、メイプルタウンって教会はなさ
そうですし、とっさにうさぎ山の神様が頭に浮かんだりはしないでしょうし。
ジョニーに聞くまでうさぎ山には神様がいると言われている、というのは知らな
かったくらいですから、余り生活に密着した神様ではなさそうですしね。 そう
いえば、メイプルタウンって、宗教はどうなってるんでしょうか? なんか、イ
メージ昔の日本みたいにあらゆる物に神様がいる、と言うか、特に固定した神様
がいるわけではなく、漠然と「神様」と言う存在だけがあるように感じます。
牧師さんも見かけませんでしたし、ちょっと後の話しになりますが、結婚式の時
も教会は出てきませんでしたし。 う~ん。


 うさぎ山。 確かに、ぱっと見にも険しそうな山ですねぇ。 山に登るパティ
とボビー。 しかし、こうしてみると、ボビーって結構頼もしいですね。 状況
判断も適切ですし。

ボビー「ここからはある行きだな。 いくぜ」
パティ「うん!」

 パティって、本当にボビーを信頼してるんですね。 それがよく伝わってくる
から、ボビーもその信頼に応えようと、一生懸命になるんでしょう。
 しかし、それを見てておもしろくないのが約1名。(^^;)

グレテル様「かぁ~、なぁ~にが『いくぜ』『うん』だよ。 早くいかなきゃ日が
     暮れちまうってぇのにさぁ」

 さすがアウトドアのグレテル様。 見るべき所はちゃんと見ていらっしゃるよ
うで。 自転車のパティ達に、歩きで付いていける辺りも、自分で「俺様はタフ
なんだ」といっているだけの事はあるようですね。

 山の天気は変わりやすい、の例に漏れず、雨が降ってきますね。 しかも、雷
雨ですか。 雷鳴に縮こまるパティに、

ボビー『雨宿りの場所を探さないと、大変だ』

 と、雨宿りの場所を探す事を考えるボビー。 しかし、運悪くパティ達の近く
に落雷、ですか。 しかし、何であの雷は岩に落ちたんでしょうか。 まぁ、パ
ティ達に直撃したんじゃお話しが進まなくなってしまいますけど。(^^;)

 驚いてか、斜面を転がり落ちてしまうパティ。 と、落ちた先にはなぜかグレ
テル様が。(^^;)

グレテル様「くそぉー! とんでもねえもんが降ってきやがった!」
ボビー 「何でお前がこんな所にいるんだよ!」
グレテル様「そんな事より、こいつを早くどかせろぃ! 俺様をなんだと思ってや
     がるんだ、まったくもぅ」

 でも、何だかんだ言いながらもパティの応急処置をしてくれるグレテル様、な
んか、いい人になっちゃってますねぇ。 先週のローラとの余韻がまだ残ってい
るのか、あるいは、これが本当のグレテル様なのか。(^^;) いや、グレテル様
って、悪党はしていますが、困っている人を見ると放っておけないタイプのよう
ですね。(^^) いっそ、義賊にでもなれば・・・って、メイプルタウンには悪徳
商人はいないですかね。(^^;)

 もうすぐ神様に会えるかも知れないとはしゃぐパティと、助けを呼びに行くべ
きだと判断するボビー

ボビー「雨が上がったら、助けを呼んでくる」
パティ「えぇ!」
ボビー「これ以上は、無理だ」

 これ、言うのは結構辛かったでしょう。 頼ってくれる相手の期待に応えられ
ない、いや、この場合ボビーのせいじゃないのですが、それでも。 はっきり言
えるボビーって、しっかり者だと思います。 でも、やっぱしパティはここで帰
るわけにはいきません。

パティ「あたし行くわ! ちゃんと神様にお願いしてからでなきゃ帰らない!」
ボビー「ここでお願いすりゃいいじゃないか」
パティ「だめよこんな所からじゃ! ここからじゃ・・・神様に聞こえないよ」

 このシーンのパティ、ゾクッと来ちゃいました。 何て言いますか・・・ 分
かりませんけど、何か、そんな感覚が湧きました。 パティの強さと弱さが同時
に見えるところですね。

ボビー「けど、その足でどうやって登るつもりだよ」

こういう場合、ボビーみたいに容赦なく現実を突きつけるのが最も適切な対応な
んでしょうね。 あれは確かに、どう考えてもあれ以上登るのは無理でしょう。
しかし、事態はグレテル様の一言で一気に解決。

グレテル様「あのぉ、こういうのはどうだ? 俺がおぶっていくっていうのは」

 グレテル様、格好いい・・・いや、グレテル様にしてみれば、ここまで来て山
を下りるのは、それこそ「冗談じゃない」事だったわけですが、そんな事は知ら
ないパティ達に、

パティ「神様のお使いみたい!」

 とかいわれてますね。

グレテル様「よしてくれがらでもねぇや。 ヘヘ、ヘヘヘ・・・」

 全くですな。(笑) ・・・あ、いや。(^^;) で、何とか山の上まで登ってい
くことが出来たわけですか。 それにしても、大悪党グレテル様におぶられると
は、なかなか貴重な体験しましたよね、パティ。 しかし、目的地が山の頂上じ
ゃなくて、山の中腹辺り(?)にあったのは意外でした。 まぁ、頂上じゃさすが
にあの軽装備と怪我では登るのは無理でしょうけどね。 あのパティ達に「神様
のお家」と言われた遺跡のような物、一体正体は何だったんでしょうか? やっ
ぱし、何か宗教的な遺跡なんでしょうか。 山の中腹にあって、近くを登山道が
通っている辺り、普段から誰かしらここへ訪れているような感じがします。

 それにしても、あの影は一体何だったんでしょうか。 やっぱり、神様だった
のかなぁ。 契約相手の見た夢っていうのも、そのまんまパティが夢の中に出て
きたようですし、グレテル様のお願いもしっかり叶ってましたし。 いかにも、
「神様」と言う風体の神様が現れるんじゃなくて、「神様・・・なのかなぁ」く
らいの存在として出現した辺りが、メイプルタウン物語らしくて良かったと思い
ます。 あ、確か、山頂で朝靄に自分の影が光って浮かび上がる現象がありまし
たよね? すると、あの神様の正体はパティ自身と言う事になるんでしょうか?

 あ、そうか。 昔メイプルタウンか、メイプルタウンが出来るよりも昔にか、
誰かがあの場所に登って、やはり同じ現象を目撃したんでしょうね。 で、それ
を「神様」とあがめてあの遺跡を造った、と。 うん、そう考えれば納得。(^^)


 今回、各キャラの意外な面が見えたように思います。 各シーンも実に自然に
てきぱきと繋がっていって、サラリと流したようにお話しが進行していって、で
も心にずっしりと響いてくる。 凄くいいお話しだったと思います。 夜中家で
子供達の無事を祈るクリスチーヌママとナターシャさんも、凄く雰囲気出てまし
たし。 本当に「心配でしょうがない」と言う感じが伝わってきました。 大好
きなお話しの内の一つですね。

 しかし、今回のお話しの冒頭の、キリーネさんの車のシーン。 何か、そのま
んま「メイプルタウンの交通安全」とか言って使えそうですね。(笑) あそこに
オットーさんか、若しくは警官に扮したメイプルタウンの誰かが登場して、スピ
ード出しすぎのキリーネさんと飛び出しのパティを注意して、交通安全の講釈を
はじめれば、そのまんまですね。(笑)



 今週のおみみ。

 やっぱし、橋の下のグレテル様のぴくぴくなおみみでしょう。 何か、いかに
もおみみって感じでよかったッス、ええ。(^^)
 おみみっていえば、コンデリック夫妻のおみみも、何かいかにもおみみって感
じで自然に見えますね。 この人達が一番「おみみ」が似合うんじゃないかな?





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