#23 Article 1966 Posted at 1997/03/09 17:46:26 by W.M. (MAP009) [MEISAKU]
Subject: Re: Re: もう一度名作劇場を /1955 /1952
私も、名作劇場シリーズが終ってしまうのを残念に思っています。この
シリーズの作品には、いろいろと勇気づけられたり慰められたり、そして
多くの感動を与えられたりしましたから。
でも、HEIDIさんほどの強烈な意志は持てないんです (すみません)。
読んでいて、ちょっと気になったところがありました。
> 特に「ロミオ」の様に52週間の内33回しか
> 放送しなくてどうして良い作品が生まれるでしょうか。
良い作品は、毎週連続して放送しなければ生まれない、とは、私には思え
ません。1ヶ月に 1度ずつの 13話だって、良い作品はできると思います。
放送の形態と、作品の善し悪しとは別の問題でしょう。
また、高木志郎アオ さんもポストしていますように、当時と今は、だいぶ
状況が違うようにも感じています。
今、日曜の夜に家族団欒を楽しもうと思っても、夫婦は居間にいるものの
(あの頃から比べれば、労働時間も残業時間も、ずいぶん減りましたから)、
名作劇場シリーズの観客の主役たる子供たちは、自分の個室でテレビゲーム
を遊んでいるのかもしれませんよ。
やっぱり、テレビを見る人の大多数の傾向が変わってきているのだと思い
ます。今や、多くの人は、名作劇場のような作品を欲していないのでしょう。
口では、「俗悪な番組を無くすべきだ」、「もっと、家族そろって楽しめる
ような番組を」と言いつつも、実際に家で見ているのは「家族そろっては見
られないような番組」なんじゃないかなー、という感じです。
そして、それに合せて、スポンサー側のテレビの効果に対する期待も変わ
ってきているように思います。「今時、番組をじっと見てくれる人はほとん
どいない。だから、すぐ目につくような効果、刺激的なセリフ、そういうの
を散りばめなければ駄目だ」といったように。
というわけで、HEIDIさんや、HEIDIさんの周辺のアニメーションの好きな
ご友人を含む、名作劇場シリーズが好きな人々は、いつの間にか、少数派に
なってしまったのではないかと考えています。
そういう今、私がすべきことは、「名作劇場のような作品が好きな人も、
まだいるのです。また、十分に良いものを作れば、新たにそれに気づいてく
れる人も出てくるでしょう」という主張を、口ではなく行動で示すことだと
思います。
それは、良い(と思う)作品にお金を払い、観ること・買うことです。世の
中、現金なもので(^^)、「何十万本売れた、何百万人が観た」というのが、
長期的に見ると一番効く(特にスポンサーに対して効く)ようです。
ですから私は、「フランダースの犬」には期待しています。私の住んでい
る街の映画館では上映しないようですが、東京に出て観るつもりですし、良
ければ知人友人に薦めるつもりです。
この映画をたくさんの人が観て、大きく評判になるようになれば、今は
「テレビから映画に撤退」という雰囲気もある名作劇場ですが、数年後には
また、テレビシリーズに復活するかもしれませんから。
MAP009 / W.M. (ダブレムと発音してください)