#218 Article 202 Posted at 1996/10/14 22:26:36 by ヒライマ (MAP6478) [NO.13]
Subject: Re: Re: Re: うさぎのさちこちゃん /201 /200 /197
ああいう着ぐるみって、バイト先で貸与されるものなんじゃないかなあ、と
思いまして。借り物をああいうふうに扱うかなあ、と思ったのです。
自分のものと考えればおかしくないですけど。
拓也が公治と幸子の気持ちを深く理解することがないままに二人は去りました。
二人がその後どうなったかも知りませんし、いわば誤解したまま終わりました。
「誤解」というときには「誤解じゃない正しい理解」というものがつねに
意識されてますけど、そんなものはどこにもないんだよ、と、言っているように
感じました。もしかりに心が通じたと思えても心を共有することはできない、
誤解をつみかさねることが生きることなんだ、と、だからといって悲観的に
なるわけでもなく、そういう人と人の、また、人とさまざまな事象との
関わり合いを淡々と描いてみせようというのがこのアニメのやりたいことの
一つなんじゃないかと最近思っています。
そういうふうに考えると実をああいうふうに描いたのも理解できるような気が
します。「死」というものが理解できないままでも、お兄ちゃんにつられて
泣いて、お墓をつくって手を合わせて、それでいいんだ、と、そうやって
積み重ねていけばいいんだ、と言っているように感じました。
せっかく実に「死」というものを考えさせるいい機会なのに、というのは
わかりますがアニメのスタッフは承知の上でやっているような気がします。
もっとも、女の子の幽霊の話は私にもよくわかりません。どうもこの作品の世界に
そぐわないような気がしまして。もしお母さんの幽霊がでてきたらこれまで
積み上げてきたものが壊れてしまいそうです。
ヒライマ(MAP6478)