#210 Article 14992 Posted at 2000/11/14 07:03:58 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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夏のテレビアニメ。

『魔法の妖精ペルシャ』(1984/7/6~NTV)スタジオぴえろ
 ヒットした『クリィミーマミ』に続き、同枠で放映された、ぴえろ魔法少女
第2弾。青沼貴子『ペルシャがすき!』を原案に、魔法等の要素をオリジナル
で加え、前作とは違う作品世界を構築した。
 脚本の富田祐弘は「『ペルシャがすき!』(集英社・「週刊マーガレット」
連載)という青沼貴子さんの原作まんがのキャラクターだけ頂いて、後は全く
アニメオリジナルでした。それでもやはり、『ミンキーモモ』や『マミ』の後、
何をやっていいのかということで、かなり苦労しましたね。女の子が変身して
大人になるというのは『ミンキーモモ』でやっちゃったし、リアルなシチュエ
ーションのドラマは『マミ』で持ち込まれているし…。それに、僕はどっちか
というと短絡的なタイプで、安濃さんはディテールにこだわる方のタイプなん
で、はじめの10本ぐらいは、お互いの考え方の中に共通点がなかなか見つから
ずに、2人でずっと綱引きやってた…。」と語っている。

『ふしぎなコアラ ブリンキー』(1984/7/7~NTV)日本アニメ
 '84年秋、東京・名古屋・鹿児島の3ヶ所の動物園にオーストラリアの珍獣
コアラが来る前に、企業のイメージキャラやテレビなどにひんぱんにコアラが
登場、アニメ業界でもコアラアニメが企画された。三菱自動車ミラージュCM
で話題となったエリマキトカゲも登場した家族向けアニメ。
 監督の杉山卓は「コアラの魅力はナゾを秘めたその生態。それを拡大解釈し
て、ふだんはぬいぐるみだけどサンディーと鼻をコッツンさせることによって
生きたコアラになるという不思議な動物に設定したんです。日本アニメという
と名作シリーズのイメージが強いかもしれませんが、これはそのラインとはま
ったく別の作品。コアラの魅力をギャグとユーモアでもって演出し動きだけで
も笑えるような作品にしたいですね」と語っている。

『銀河パトロールPJ』(1984/7/17~フジ)エイケン
 銀河系の知的生命体で結成された銀河パトロールたちの活躍を独特のタッチ
のキャラで描くスペースオペラアニメ。エイケンがフランスのプロシーデス社
と共同製作した。
 完成して数年経っていて、夏休み早朝放映された。

『バギ』(1984/8/19NTV)手塚プロ
『24時間テレビ 愛は地球を救う7』のスペシャルアニメ。手塚治虫が原案、
構成、演出、キャラクターデザイン、作画監督、原画、動画とめいっぱい手を
入れて作った作品。
 手塚は「このバギっていうのはジャガーなんだけど、それが実は遺伝子組み
替え技術で作られた生物だったという話なんです。南米の某国が舞台で、この
バギを殺さなきゃならんというところから話が始まるんです。それでその殺さ
なきゃならない理由というのが1時間半の中に語られていくわけ。最後にはバ
ギが死ぬところで終わるんだけど、ぼく自身は遺伝子組み替えっていうのには
大反対でね。今度日本で自民党が実験を許可しまして日本では遺伝子組み替え
技術はやってもいいということになったんだけど、そういうことにぼくはひど
く危険を感じるのです。そういった警告がこの作品には強くでているはずです。」
と語っている。

『ペルシャ』は『クリィミーマミ』の後番組ということで、前作とは違うもの
にしようと苦労したようですが、自由奔放で独特の魅力のあるキャラクターに
なったと思いますですの。
                        21世紀まで、あと48日    高木志郎アオ