#210 Article 14922 Posted at 2000/10/06 06:48:53 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
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ゴールデンウィークのスペシャルアニメ。
『ぽっぺん先生と帰らずの沼』(1982/4/29MBS)メルヘン社
第4回赤い鳥文学賞を受賞した舟崎克彦の童話「ぽっぺん先生」シリーズの
一つ「帰らずの沼」のアニメ化。
編集者にせっつかれて困ったぽっぺん先生が「時間よ、止まれ!」と叫ぶと
突然ウスバカゲロウに変身し、その後、鼻長魚、カワセミ、イタチ、キノコ、
アリと自分を食べた相手に変身、食物連鎖を自ら体験する話で様々なメタモル
フォーゼが見所の作品。
『白い牙 ホワイトファング物語』(1982/5/5TBS)日本サンライズ
ロボットアニメを次々に世に送り出した日本サンライズが、初めて動物文学
に挑戦した作品。原作はジャック・ロンドンの世界的に名高い動物文学の名作
「WHITE FANG」。北国のきびしい自然の中で交わす少年ミトサアと狼ホワイト
ファングの愛。吉川惣司監督の演出、二宮常雄の作画とも気合の入ったものと
なった。安彦キャラ、フォーク・シンガー小室等の音楽がポイント。
フィルムは'81年2月に完成していて、ファンをじらせた。プロデューサー
の渋江靖夫によれば「たまたま放映ワクが取れなかっただけ」とのこと。
『二死満塁』(1982/5/5フジ)東宝、グループタック
砂田弘原作の小学校高学年、中学生向け読み物のアニメ化。日生ファミリー
スペシャルの第22弾。実質的な制作は亜細亜堂が手がけ、野球好きの芝山努が
演出を担当した。作品中に元巨人軍監督(現在の巨人軍監督、笑)の長嶋茂雄
が登場し、長嶋本人がその声をアテた。
『名犬ジョリィ』に続く東宝のテレビアニメ2作目で、プロデューサーの東宝
事業部の藤原正道は「これからアニメでがんばりたい。まずはスペシャルから
ひとつずつていねいに積み重ねて」と語っている。
亜細亜堂の芝山努は『二死満塁』でも『タブチくん』調の独特の野球シーン
を描きました。このデザインと動きの簡略化は、枚数を減らして、仕事を速く
仕上げる手段なんでしょうけど、手抜きになってないところが流石ですね。
この頃までは亜細亜堂=地味という印象だったのですが、この後の東宝作品
でメジャーなノリになっていきます。
21世紀まで、あと87日 高木志郎アオ