#210 Article 14893 Posted at 2000/09/15 06:45:22 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
Subject: Re:*12 1981 /14892 ..... /14878 /14876
4月のその他の東映アニメ。
『新竹取物語1000年女王』(1981/4/16~フジ)東映
フジサンケイグループによる様々なメディアミックス展開が企画され、舞台
やラジオドラマや劇場映画にもなった。原作は、松本零士が「サンケイ新聞」
「西日本スポーツ」に連載した。
ラーメン屋の娘・雪野弥生(CV:潘恵子)は、天文台の所長秘書で実は1000年
女王という設定で、日常的な生活空間、神秘的な物語、未来的なメカが渾然と
融合する松本零士特有の感触を持った作品。
作画監督のスタジオバードの兼森義則は「原作のふんい気だけは変えたくな
かったんです。それを守ったうえで、なるべく描きやすいように自分なりにア
レンジしました。とくに原作から変化したのは“目”です。これは登場人物同
士が似ているのでそれを区別するためです(中略)作画上では『999』より
ずっと動きのある作品です。なにしろメーテルはほとんど座りっぱなしでした
から(笑)」と述べている。
『タイガーマスク二世』(1981/4/20~テレ朝)東映
'69年から放映されたプロレスアニメ『タイガーマスク』の続編だが、内容
的には全く違ったものになった。主人公も初代の伊達直人にかわり、タイガー
マスク二世こと亜久竜夫(CV:堀秀行)で、手を組む相手も前作のジャイアント
馬場にかわってアントニオ猪木だった。
絵柄、タッチもかなり違って、旧作の荒々しい独特の線、きつめのパースで
構成された画面にかわり、割合ノーマルでなじみやすい絵柄になった。キャラ
の表情も出しやすく、リアルな作品に仕上った。
プロデューサーの田宮武は前作『タイガーマスク』ではチーフディレクター
だったが「前作が影のある主人公なら、今回は明るい。ただ、子どもとのつな
がり部分は極めて重要なので、少年野球チームのコーチをしたりする。ファン
からイメージがこわれるから新作は作ってほしくないという手紙をもらいまし
たが、いまの子にとっては新たな出会い。われわれも、まったく新しいものを
作る気持ちでスタートします」と語っている。
1981年4月23日、蔵前国技館でのダイナマイトキッド戦で、新日本プロレス
に実在のタイガーマスク(佐山聡)が登場し、ブームを巻き起こした。
その頃、新日本プロレスと全日本プロレスの外人勢が入れ替わりブッチャー
が猪木と戦い、タイガー・ジェット・シンが馬場と戦ったのですが、村松友視
が「私、プロレスの味方です 最新版」に「ブッチャーの新日本プロレス参加
と時を重ね、明るく少年向きのプロレスラーであるタイガー・マスクが登場し
てきたのは、ブッチャーにとって大きな痛手だったようだ。ブッチャーの移籍
にはユセフ・トルコと共に梶原一騎氏が一枚かんでいたというような記事を見
かけたが、その梶原氏原作のマンガにヒントを得たタイガー・マスクというプ
ランが、ブッチャーの足をひっぱる効果となったのは皮肉だった。」と書いて
います。結局、ブッチャーは新日ではパッとしませんでしたが、プロレスって
筋書きがあるようでいて、予定通りにいかないところが面白いですね。
後に佐山聡が新日本を去ってから、全日本にタイガーマスクが登場した時に
「日本テレビにタイガーが帰ってきた」とか言いながらコスチュームは二世の
デザインだったので、納得できないものを感じました。
21世紀まで、あと108日 高木志郎アオ