#210 Article 14790 Posted at 2000/06/23 06:29:16 by 高木志郎アオ (MAP3887) [MOVIE]

Subject: Re: Re: 1978 /14789 /14787

1976年11月31年に撮影が開始され、秘密裡に製作されてきたUFO映画が、
'77年11月16日に公開。そして'78年に日本公開された。

『未知との遭遇』(1978/2/25)スティーブン・スピルバーグ監督
 監督のスピルバーグは、5歳の時に、流星がシャワーのように夜空で流れて
交錯するのを見て以来、星にとりつかれたという。16歳の時に初の長編8ミリ
映画として、空中に現われた不思議な光を調査する科学者を主人公にした『火
の光』を製作しているほどだ。彼は『ジョーズ』撮影中に『未知との遭遇』の
脚本を書きつづけ、コロムビア映画に持ち込まれた脚本はフレッシュで衝撃的
な傑作で、トップの人たちの思考を奪ってしまったという。
 スピルバーグが、「彼こそ第二のウォルト・ディズニーになれる人」と絶賛
したのが特殊効果の設計と製作を担当したダグラス・トランブルである。彼は
スタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』(1968)で重要な特殊効果
の仕事を受け持ちスリットスキャンの考案などをした後、自ら監督した『サイ
レント・ランニング』(1972)ではロボットの特撮などにアイデアを発揮した。
 トランブルは『未知との遭遇』では、UFOが夜空を乱舞するシーンや様々
なファンタスティックな場面を作り上げた。デビルズ・タワーのシークエンス
では、夜の製油所のイメージで作ってくれという監督の要望でデザインされた
マザーシップが降下して来るシーンで、コンピュータ連動のカメラでの撮影を
生かし息を呑むような映像を作った。
 最後のUFOとの五音階の旋律で交信する場面は、異星人とのコンタクトが
音楽でなされるというユニークさと、その覚えやすい旋律によって、感動的で
すらあった。異星人は、カルロ・ランバルディのデザインしたコスチュームを
少女たちがまとって演じ、インベーダーではない友好的な異星人として印象的
に登場した。
 映画『未知との遭遇』はヒットして多くの亜流作品を作り出し、『スター・
ウォーズ』とともにSFブームといわれる時代を作った。しかし、SF作家の
筒井康隆は「SFブームでなくて、SF“映画”ブームだ」と嘆いたという。

 シャンデリアみたいな円盤母船の映像には圧倒されたけど、私はストーリー
に感情移入できず、あまり面白くない映画だと思ってました。
                        21世紀まで、あと192日   高木志郎アオ