#210 Article 14749 Posted at 2000/05/31 06:44:29 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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'76年後半のその他のアニメ。

『まんが ふるさと昔話』(1976/8/6~TX12)ワールドテレビジョン
 日本各地の民話、伝説などを各回2話ずつ紹介するアニメ。民話社によって
制作された作品にDAXが手を加え、52話を2クールで放映した。声の出演も
松島トモ子、牟田悌三の二人を起用し、他の昔話と同様のムードを狙った。

『恐竜探検隊ボーンフリー』(1976/10/1~NET)円谷プロ
 人物がセルアニメで、メカや恐竜、背景が特撮というユニークな合成作品。
セルアニメ部分は日本サンライズ(現在のサンライズ)が担当し、特撮部分は
ベテラン高野宏一監督らが手腕を振るった。恐竜は、その体型から着ぐるみの
使用が難しく、ほとんどがミニチュアワークで撮影された。人形アニメやギニ
ョールによる恐竜と、多彩なメカによる精緻なミニチュアワークを駆使した。
 円谷プロは『巨獣惑星』('74)、『円谷立体アニメ』('75)というパイロット
フィルムでの経験をもとに技術的な挑戦を試みたようで、以後、同じく特撮と
アニメの合成の『恐竜大戦争アイゼンボーグ』('77)、完全実写の『恐竜戦隊
コセイドン』('78)という恐竜ものを制作する。サンライズは、ここでの経験
を『科学冒険隊タンサー5』('79)に生かすことになる。

『ポールのミラクル大作戦』(1976/10/3~フジ)竜の子プロ
 ポールとガールフレンドのニーナは、ぬいぐるみパックンに貰ったオカルト
ハンマーの力で別の世界に入り込む。
 タツノコプロは、それまで主流だった独特のタツノコキャラクターをやめて
新しい雰囲気のものを目指し始めた。そしてアニメ業界初の女性キャラクター
デザイナー下元明子が誕生した。
 タツノコの画風が変わったと言われた吉田竜夫は「色々あってもイイんじゃ
ないですか。タツノコのカラーが決まってしまうのはマズイですよね。“あの
絵しか出てこない”なんて風になってしまうのは…」と語っている。

『リトル・ルルとちっちゃい仲間』(1976/10/3~ABC)日本アニメ
 アメリカの明るく元気な女の子ルルが、仲間のアニー、トビー、ウィルバー
らと繰り広げる愉快な毎日を描く。かつてアメリカでフライシャー兄弟により
アニメ化された作品を日本でリメイクしたもの。

『花の係長』(1976/10/3~MBS)東京ムービー
 園山俊二原作のアニメ作品としては『はじめ人間ゴン』に続く2作目。元々
大人向けマンガだったギャートルズがゴンやドテチンを中心とした子ども向け
の内容になったのに対し、こちらは夜10時半からという放送時間で大人の悩み
やペーソス、お色気を含んだアダルトな内容になった。

 関東地方の日曜夜…
+--+------------+------------+------------+------------+------------+
|  |[4]日本テレビ |[6]TBSテレビ  |[8]フジテレビ  |[10]NETテレビ |東京[12]チャンネル
+--+------------+------------+------------+------------+------------+
|19|00  びっくり|00  アップダ|00  UFOロボ・|00リトル・ルルとち|00  キックボ|
|時|  日本新記録|  ウンクイズ|  グレンダイザー|っちゃい仲間|  クシング  |
|  |30  すばらし|30  向こう三|30  母をたず|30 スターもの|54  和気あい|
|  |  い世界旅行|  軒両隣り  |  ねて三千里|  まね大合戦|あい◇57[N]|
+--+------------+------------+------------+------------+------------+
|20|00  俺たちの|00  日曜・特|00  オールスター家|00  いたずら|00  日曜ビッ|
|時|  朝        |  バン      |  族対抗歌合|  カメラだ!大成|  グスペシャ|
|  |54 [N]    |55 [N]    |  戦◇54[N]|  功◇54[N]|  ル        |
+--+------------+------------+------------+------------+            |
|21|00  桃太郎侍|00  日曜劇場|00  どてらい|00  日曜洋画+------------+
|時|            |            |  男        |  劇場      |50  ガイド  |
|  |54 [N]    |55 [N]    |54くいしん坊|            |54  [天]    |
+--+------------+------------+------------+            +------------+
|22|00  知られざ|00  すばらし|00  ラブラブ+------------+00  ドキュメ|
|時|  る世界    |  き仲間    |  ショー    |54  世界あの|  ントけいば|
|  |30  女刑事ク|30  花の係長|30パンチDEデート|  店この店  |30  美の美  |
+--+  リスティー+------------+------------+------------+------------+
|23+------------+00  サウンド|00  おもろい|00  日本マッチ|00  外科医ギ|
|時|24  夫婦    |  ・インS  |  夫婦      |  プレー選手権|  ャノン    |

『ほかほか家族』(1976/10/7~フジ)エイケン
 アニメと実写を併用した一種の生活情報番組。提供が総理府という、いわば
官製番組のようなものなので、内容的にはきわめて真面目、資料も正確、解説
も適確で、わかりやすいものだった。

『まんが世界昔ばなし』(1976/10/7~TBS)DAXインターナショナル
 世界の童話、神話、伝説など幅広くアニメ化。毎回、15分ずつの2本立ての
構成で、1話完結のもの以外に、児童文学等の長い作品の連続ものもあった。
各物語の特徴を出すために1話1話の絵柄を変えて毎回新鮮なものを見せた。
宮城まり子と名古屋章によるナレーションも画面にマッチして独特のムードを
かもし出した。
 宮城は「録音のとき、スタジオに子どもたちが遊びにきたんです。それに、
とってもたくさんお手紙が子どもたちからきました。その返事をぜんぶ書けな
かったのが残念。わたしは、子どもたちから、昔ばなしのおねえちゃんといわ
れるのが一番うれしい。」と述べている。

『ろぼっ子ビートン』(1976/10/12~TBS)東北新社
 マーちゃんとビートンが巻き起こすギャグアニメ。変なおじさんガキオヤジ
が印象的。怪力ブリキンや美少女型のネンネン等ロボットキャラも登場、これ
らのデザインは安彦良和が担当した。
 脚本の吉川惣司は「そうですね。あれは、そもそも、オバQの現代版が必要
ではないかということで作られたんです。生活ギャグマンガはなかったし、い
わゆるロボットものや名作ものは大まじめでしょう。マンガらしいマンガを、
ということです。」と語っている。

『爆走バギー大レース』(1976/10~NET)ハンナ・バーベラ

 アニメ離れしてた当時の私ですが、なぜか『ボーンフリー』は見てました。
セルアニメと特撮の合成は違和感あったけど、円谷プロのチャレンジは面白い
と思っていました。
                        21世紀まで、あと215日   高木志郎アオ