#210 Article 14700 Posted at 2000/05/07 07:04:08 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
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実写テレビ番組。
「黒船このかた、泣きの涙に捨て処なく、江戸はひとしく針地獄の様呈し居り
候。尽きせぬこの世の恨み一切、如何様なりとも始末の儀、請け負い申し、万
に一つもしくじり有るまじく候。但し右の条々、闇の稼業の定め書き、口外法
度の、仕留人。」
『暗闇仕留人』(1974/6~ABC)
必殺シリーズでは『助け人』で落ちた視聴率を取り戻すべく中村主水を復活
させた。幕末を舞台とし、高野長英の元弟子で蘭学者くずれの御家人・糸井貢
(石坂浩二)、墓石彫り・村雨の大吉(近藤洋介)と一緒に、一度は裏稼業を
たたんだ主水が、悪徳商人とつるんで私服を肥やす奉行所の上役の汚いやり方
にたまりかね、殺し屋稼業を再開するというものだった。大吉の必殺技“心臓
つかみ”はレントゲン撮影で表現され、その直後に心電図も挿入された。
西崎みどりが歌う主題歌「旅愁」がヒットした。
『がんばれ!!ロボコン』(1974/10/4~NET)東映
『柔道一直線』のテーマの一つ“根性”をロボットが演じたらどうなるだろう
か、という発想から誕生した物語。ただし、善行しようとがんばればがんばる
ほど他人に迷惑をかけるズッコケロボットのコメディとなった。
ロボット学校の落ちこぼれ、ロボコン(CV:山本圭子)がアシモフの3原則に
則った一人前のロボットに成長するまでを描いたこの作品は、視聴者の子ども
たちの幅広い共感を集めて、2年半のロングラン放映となった。第1期生から
第5期生まで20体以上のロボットが活躍、これらのロボットは全て石森章太郎
がデザインした。
『スーパーロボット マッハバロン』(1974/10/7~NTV)日本現代企画
『レッドバロン』終了後、半年を経て開始されたバロンシリーズ第2弾。前作
以上にロボットアニメの影響が顕著だが、それを生かした上で、実写ならでは
のインパクトでアニメを超えようとする意気込みがうかがわれた。
井上忠夫(大輔)によるロック調の主題歌は今なお斬新で、ファンが多い。
『仮面ライダーアマゾン』(1974/10/19~MBS)東映
ジャングル育ちで会話もままならぬ野生の主人公というそれまでのライダー
と全くイメージの異なる作品だが、“怪奇アクション”“孤独のヒーロー”と
いう、ある意味で仮面ライダーの原点にかえった作品といえるかも知れない。
敵の肉体が血しぶきを上げて切り裂かれる“大切断”に代表される荒々しい
アニマルアクション、そして、悪の組織ゲドンを裏切りアマゾンの味方となる
モグラ獣人(CV:槐柳二)など、個性あふれる内容が異彩を放った。
『行け!牛若小太郎』(1974/10~NTV)東宝企画
ヒーロー業界には「怪獣の次は妖怪」という流行のサイクルがあり『レッド
マン』『ゴッドマン』『グリーンマン』を生んだ『おはよう!こどもショー』
のヒーローコーナーの最後を飾ったのが、妖怪ものの『牛若小太郎』だった。
第2次怪獣ブーム、変身ブームが終わり、この時期の実写作品は異色のもの
が目立ちます。特撮ホームコメディのジャンルで『ロボコン』が成功し、多く
の後継作品を産み出すことになります。
21世紀まで、あと239日 高木志郎アオ