#210 Article 14535 Posted at 2000/02/16 06:40:02 by 高木志郎アオ (MAP3887) [ULTRA]
Subject: Re:*49 20世紀 /14534 .............. /14463 /14452
『ウルトラQ』(1966/1/2~TBS)円谷プロ
円谷のぼるは述べている。「『ウルトラQ』の第一話は実に32.2%という高
視聴率を取りましたが、真裏の番組『ワンダー3』は、平均視聴率23%が一挙
に6.9%にまでダウンし、20%番組が一桁になってしまう珍現象が起きました。
『ワンダー3』のスタッフの慌てぶりが目に見えるようですが、実は私が当時
フジテレビで『ワンダー3』を担当していたプロデューサーだったのです。」
また、手塚真は言う。「僕は父のアニメよりも『ウルトラマン』や『ウルト
ラQ』といった怪獣ものの方が好きだったので、自分でテレビのチャンネルを
回したんです。そうしたら母が、『お父さんの番組を見なさい』と、怒ったん
です。そのとき父は僕にではなく、母をしかりつけました。『子どもには見た
いものを見せなさい』。それで母は泣いてしまったんです。父にしてみれば、
自分の作品の味方であるはずの子ども、しかも最も身近な子どもが他の番組に
チャンネルを変えてしまったのですから、内心は穏やかではなかったでしょう
が……。父はそういう人でした。」
父・円谷英二と兄・円谷一が情熱を傾けた特撮テレビ映画『ウルトラQ』が
成功して、自分の番組の視聴率を喰われてしまった円谷のぼるは、喜んで良い
のか悲しんで良いのか、困惑したことでしょうね。
そして、息子・手塚真に見はなされた『W3』の手塚治虫の心情を考えると
さぞ悔しかっただろうと思いますが、それでも子どもに好きなものを選ばせた
手塚先生の態度は立派だと思います。
私は前述のとおりボッコファンだったのですが、チャンネル権は兄に有った
ので…。で、この後怪獣にハマることになります。
21世紀まで、あと320日 高木志郎アオ