#194 Article 2824 Posted at 1996/04/01 02:11:37 by DUO (MAP3448) [NO.26]

Subject: Re:*20 世界の中心でアイを叫んだけもの /2784 ....... /2693 /2691

:アニメでは珍しい展開でしたが、この程度の内容で絶対的な評価を
 欲しかったんだろうか?
:アニメという枠に縛ると評価をされるかもしれませんが同様の内容
 の他メディアを比較すればこんなのいくらでもある。

世の中に絶対は無いが、絶対的な評価は人々個々に思い込みとしてある。
監督自身における絶対的評価基準に「エヴァ」が評価を得たかということは
分からないし、得たかもしれないし、得なかったかもしれない。
(ただし、監督が「エヴァ」に対する評価をコメントした場合は別だが。)

他メディアが何を指すのかは分からないが、アニメそれも民放におけるTVアニメ
「エヴァ」では比較など出来ないと考える。
「エヴァ」が最終回となってあと少しで一週間になるが、書き込みの中に、
”裏切られた(自分の思っていたものと何か違う)”的な感情を感じた。
そしてそれはなんとなく19・24話の碇シンジを思いだし、ビデオを見直した。
カオルに裏切られたと怒るシンジ、またその行為はゲンドウと同じだというシンジ。
しかし、カオルもゲンドウもシンジを裏切らないとは口約束さえもしていない。
シンジがそう思っていただけである。
カオルは好きとは言っているが、裏切らないとは言っていない。

もしかしたら監督は、”裏切られた”的な感情が出てくることを予想していたのでは
というより、絶対に「出てくる。」と確信していたのではないだろうか。

最初「エヴァ」を見るとき、
頭の何処かに”ガイナックスだから何か自分が期待しているものが見れる”
等という考えがあったのではないだろうか。
確かにアニメ雑誌等も、「あのガイナックスが・・・。」 「あの庵野監督が。」
という記事は載せていたがどれ一つとして「面白さを絶対保証します。」と
はなかった。
(そのような雑誌があったら、そこにハッキリと言えばいい。)
そうして結局、思い込みと憶説だけで「エヴァ」を見て24話まで流されて、
25、26話で”なんだよこれ、(裏切られた)”となる。
このアニメは”失敗”と。
しかし、まだ作った人々が”この作品は失敗だった。”という発言は無い。


極論となってしまうが、民放におけるTVアニメには視聴者は一切権利は無い、
あるとすればチャンネルを切り替える権利のみ。
「TVアニメ新世紀エヴァンゲリオン」に我々は何かしただろうか。
アニメショップで品物を買った、LDを買った、では何かをしたことにはならない。
LD・品物等を買うならば、最終回を迎えてからでもいいはずである。
何か、流されて行動はしていないか。義務的な思い込みをしていないか。
TVアニメは「見る」アニメではなく「見せている」、「見せられている」
アニメだと思う。
見たく無かったら、チャンネルを変えればいい。
それを考えると”裏切られた”的感情が出てくるとはとは一体・・・・。


                                                     DUO
                                                  (長文失礼)