#148 Article 16717 Posted at 1995/03/15 20:31:40 by 利根 (MAP4995) [3YEARS.AF]
Subject: Re: Re: 3年後・もちもち山 /16583 /16562
by 速水 明 さん > さ、先をこされた・・・・(笑) > (感想になってないって(^^;)) > あっ、ディスクの中に、書きかけの原稿が・・・・・ヲヒヲヒ(^^;) じゃあ、もしも私が力尽きたそのときは、 続きを速水閣下にお願いしますね(^^;) > (内容はもろに #126 だけど(汗)) 大丈夫です。このあと#126ふうになる予定ですから(オイ と、いうわけで続きです。長文です。150行あります。 「チャチャを未来に連れてって」2 魔法の国、もちもち山のふもとの草原。いつのときも変わらず、 風は静かに流れ、太陽はやさしく大地を照らしている。 突然その平和を破って、空中に異空間が広がると、 ドサドサドサッ! いきなり人間がこんがらがりながら落ちてきた。 やがてその空間はゆっくりと薄れていき、あとには静寂が戻った。 「いたたたた…。」 「何?いったいどうしたの?お城にいたのに」 「チャチャさんがいきなりボタンを押すからですよ…」 「こら、チャチャのせいにするな!」 「なんだ、いたのか。バカ犬」 質問を無視されたチャチャがふくれる。 「しいねちゃん、どういうことなの?」 「それが、時間移動のアイテムを作動させてしまったようなんです!」 「えーっ?な゛ん゛でな゛ん゛で?」 「おーっ、それ食えるのか?」 「あのなぁ。あれ、あの時計はどこに行った?」 「あ、あれ?しいねちゃん、ごめん…」 時計はチャチャのお尻の下敷きになっていた。 その時計が 「いたい、いたい、よよよ…」 と、いきなり話し出した。 「わ、しゃべった」 「おお、なんかすごいぞ」 「お前さん、ひどいっす。いきなり3年も未来に移動するなんて疲れるっす」 しいねちゃんが聞き返す。 「じゃあ、やっぱりここは3年後なんですか?」 「そうっす。でもあちきの上に落ちてきたから、遡行回路が壊れたっす」 心持ち時計の声に雑音が混じってきた。 「そうするとどうなるの?」 チャチャが興味津々といったふうに尋ねる。 「元の時間に帰れなくなるっす。 あちきが直らないとお前さんは一生このままでありんすすすすす…」 次第に声は小さくなっていき、ついには止まってしまった。 「と、時計さん、しっかりして!元に戻れないと困るー」 「チャチャ、オレにまかせろ!こんなの叩けば直るって」 ボコッ! 「あっちゃー」 「犬のせいで完全に壊れてしまいましたね、これ」 「ごめん、しいねちゃん」 リーヤは珍しくしゅんとしている。 「あのなぁ、あやまればいいってものじゃないんだよ」 「でも元を正せばしいねちゃんのせいじゃないか」 「うっ…」 リーヤにやり込められ、言葉につまるしいねちゃん。 沈黙を破ったのはチャチャだった。 「しいねちゃん、直しかた分かる?」 「ははは、チャチャさんと同じでうれしいなぁー」 しーん 「うーん、どうすれば直せるんだろう?」 「うーん」 3人は腕組みをして考えを始めた。 「そうだ!うらら学園に行けば、誰かに会えるかもしれない! 未来のわたしたちに会えればなんとかなるわ」 「さっすがチャチャさん、ナイスアイディア! うらら学園なら場所はすぐ分かりますね!」 「おなか減ったぞ!ぎょうざ付きラーメン食べに行こうぜ!」 「お゛い゛」 キーンコーンカーンコーン 「わ゛ーい゛、うらら学園だー!」 「今と全然変わりませんね…。ん?なんだ、この看板は?」 「後頭部新設って書いてあるね。わーい!後頭部、後頭部!」 「チャチャさん、それを言うなら高等部です」 (そっか、3年後だから、僕たちも今より大人なんだ) しいねちゃんは心の中でそうつぶやいた。 下校時間らしく、生徒たちが二人、三人と連れだって歩いている。 制服の生徒、私服の生徒が混じっている。ちなみに男子は詰め襟、女子は 茶のブレザーのようだ。が、中にはセーラー服を着てパイプをくわえてる のとか、白のスモックとか、ジャンパースカートとか、もうぐちゃぐちゃ のなんでもありといったふうだ。 「あ゛、あそこで詰め襟着てるのチーターくんじゃない?」 「ええ、そうみたいですね。でもあんなに制服をぼろぼろにしてもいいん でしょうか?」 「あれ、あそこにいるのはめありーちゃんにかずみちゃんじゃない? ふたりともとってもきれーい。お゛ーい゛」 「チャチャさん、静かに!僕たちはこの時間にはいないはずなんですよ!」 「あ、そっか。みつかっちゃまずいんだね」 と、隣を見るとリーヤがいなくなっている。 「あれ、リーヤは?」 「ハテナ軒にラーメン食べにいっちゃったみたい…」 「仕方ないなぁ、とにかく手分けして未来の僕たちを捜しましょう!」 「おーっ!」 2人はわかれて学園の中に入っていった。 (しいねちゃんにはあんな簡単に言ったけど、もしも帰れなかったらどうしよう セラヴィー先生…) 言葉にこそしなかったものの、チャチャもチャチャなりに不安を感じていのだ。 (だめっ。きっとなんとかなるわ、がんばるもん!) ドンッ! 考えごとにふけっていたチャチャは、少女二人が歩いてきたのに気づかず、 ぶつかった。 「いたた…ごめんなさ~い」 ぶつかった少女のうち、ひとりはセーラー服に身を包んでいた。 ピンクの長い髪が印象的で、髪飾りをつけている。ただ、黒目が細いのが普通の 人間とは違っていた。 「誰よ、あんた。痛いじゃない!」 その隣には黒い服の女の子が倒れていた。彼女は制服ではなかった。白と黒を基 調としたミニスカート、半袖の服に、水晶のイヤリングをつけ、黒く短いマント を黒真珠のバックルでとめている。完全な黒ではなく、彼女の髪の色である、紫 がかった微妙な色あいであるところは、少女に繊細なセンスが隠されていること を示しているのかもしれなかった。 その女の子がチャチャを見て叫んだ。 「何やってるのよ、チャチャ!なによなによ、そんな格好しちゃって。あ、さて はあんたまたセラヴィー様を誘惑するために若返りの魔法か何か使ったわね!」 ピンクの女の子が後を継ぐ。 「チャチャ…?確かに昔のチャチャね。私のリーヤ君をかえして!」 「ひ、ひえ~~~~!」(ひょっとしてマリンちゃんにやっこちゃん?) 「あ!逃げたわね!」 「待てー、にっくきチャチャー!」 続くっ! 今回は台詞が多いです。すでに作者はト書きを諦めかけたようです。 次回、お鈴ちゃんの出番はあるのか?そしてチャチャの運命は? ぎょうざつきラーメンははたしてうまいのか? リアルタイムで書きあがったところからアップしてるので、間があきますが のんびり読んでください。未完成につき、無断転載不可でお願いします。 なお、3人組の未来はしっかり出すつもりですから安心してください。 今回の参考資料(^_^):パニック★チャチャ1(MAYHAREさん) LOVELY.DAN(MIROさん、HAIPAさん) ありがとうございました。