#148 Article 13643 Posted at 1994/11/25 16:59:51 by サメくん (MAP5059) [B.CHACHA]
Subject: Re:*4 私を忘れないでよね /12722 ... /12669 /6715
『聖なる光のもとに』 --チャチャ VS B.チャチャ 宿命の対決--その3 はっとするしいねちゃん。 「だ、だめです。チャチャさーん!」 しかし、彼の制止も虚しく、バーニングフラッシュの閃光は放たれた。 「ブラッディシールド・ブレイクアーップ!」 カオティックプリンセスの左手に召喚される血まみれの盾「ブラッディシールド」 禍しき邪鳥を模したその姿は、奇妙に歪んだバードシールドである。 激しい不死鳥の赤い炎を真っ向から受け止め、カオティックプリンセスは勝ち誇った ように叫んだ。 「リフレクション!」 たちまち、そのベクトルを180度ねじ曲げられた炎が、大チャチャへと押し寄せる。 「きゃああああっ!!」 とっさにバードシールドで受け止めるも、炎の幾ばくかは彼女の身を焦がした。 魔力を放出しきった直後のウィングクリスに、炎への耐性を付与する力は無い。 しかも、いかにバードシールドとはいえ、不意をつかれれば防御しきれないのだ。 「チャチャー!!」 「チャチャさーん!!」 うずくまる大チャチャに駆け寄ろうとする二人。 しかし、彼等の前に影が二つ立ちふさがった。 「お前の相手は、この俺様だ!!」 首の樽から血のワインを飲みこむと、みるみるうちに巨大な灰色狼へとその姿を変じ ていくバイオレンス・リーヤ。 「じ、じいちゃんよりでっかい」 唖然と見上げるリーヤの隙をつき、バイオレンス・リーヤはそのふしくれだった轟手 で彼をつかみ上げた。 「うわーっ!?」 「リーヤぁ!!」 締め上げられるリーヤの姿に、眼前の姿をまったく失念するしいねちゃん。 「・・・私の相手は貴様だと言ってるだろうが・・・(ボソボソ)」 どうやら小声過ぎて、しいねちゃんには聞こえなかったらしい。 ダーク・死ー音は、何やら小声で呪文を詠唱した。 「リーヤ、チャチャさーん。え、えええっっ!?」 いきなりぐるぐる巻きにされて、驚くしいねちゃん。毒々しい緑色の鱗に覆われた大 蛇の胴が、彼の細い身体をぎしぎしっと締め上げている。 「う、うわーっ! チャ、チャチャさ~ん!!」 しいねちゃんの眼前に、ダーク・死ー音の顔をした大蛇がその大口をぽっかりと開い た。2本の牙から、半透明な粘液が滴り落ち、しいねちゃんの服をぶすぶすと焦がす。 「どひぃぃぃっ!!」 悲鳴をあげる彼の視線に、ぶんぶん振り回されるリーヤの姿が写る。 「このやろー、なんてばか力だっ。離せってんだー!!」 必死に腕だけでも抜こうと努力するリーヤ。しかし、V・リーヤの巨大な手はがっし りと彼を握ってはなさない。 「うわわわわわーっ!?」 リーヤを握った手を、そのまま固い地面へめりこませるV・リーヤ。 「むぎゅぅっ」 さすがのリーヤも、両手両足が封じられていては、得意の怪力を発揮できない。 しかも、相手は下手すればじいちゃん以上の怪力である。 その3終り、サメくん