#13 Article 9004 Posted at 1994/11/02 01:45:44 by 灰原達之 (MAP3252) [RATING]

Subject: 個人視聴率

個人視聴率の調査がはじまるみたいですが・・・
 新聞報道じゃ、購買力のある若い人向けの番組にばかりスポンサーがついて、
時代劇のような年寄り向けの番組は作れなくなるということをTV局は言って
います。
(年寄りに購買力がないとは言い切れないが、個人差が激しい)

 で、ここの会員の一番の関心事、アニメはどうなるのか?

 以前、といっても10年くらいまえだけど、OUTに、視聴率についての考
察が載ったことがあります。NさんとR2さんの問答という形でした。
 この中で興味深かったのが、
「アニメの視聴者は子供ばかりだから、視聴率が数字としては高めでも、実質
的な購買力がなくて一般的な商品の宣伝に向かないから、スポンサーがつきに
くい。結果として、キャラクター商品目当ての番組ばかりになってしまう。よ
って、視聴率が良くても打ち切りという事態が発生する」
というR2さんの解説でした。
 その時は確かにその通りかと思ったのですが、10年後の今はどうでしょう
か。アニメの視聴者の年齢層は本当に子供ばかりなのでしょうか。
 僕の予想だと、中学生、高校生はおろか、大学生や20代前半あたりまで視
聴者が広がっているような気がします。

 例としてセーラームーンをあげますと、主視聴者が小学生女子であるという
前提で、スポンサーは商品展開をしているようですが、中学生、高校生女子に
までそれは広がっている可能性があります。男性もある程度いるでしょう。と
するなら、あんなチャチなキャラクター商品を続けて出さなくてもよくなるの
じゃないでしょうか。
 ある調査によりますと、中学生、高校生は、家電製品の購入などにおいて、
家庭内で主導的な役割を果たしているといいます。つまり、直接お金は出さな
くても、商品の選択権は彼らにあるのです。
 ならば、もう少し高年齢層向けで、かつキャラクター商品に過剰に頼らない
アニメ番組が増えてもよさそうなものなのに、そうならないのは、やはり
アニメ=低年令向けという固定観念が未だにあるからではないでしょうか。


調査結果が待ち遠しいところです。

                         灰原達之