#126 Article 22376 Posted at 1994/12/26 16:35:25 by YOU (MAP3836) [HIME.MAG]
Subject: 舞台挨拶にて (Re: ミュージカル「姫ちゃんのリボン」~in Silent Night~より) /2486(#65)
♪ラーラーラッララッララー ラーラーラッララッララー・・・(←エンディング)
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・・(←拍手)
(ゆっくりと幕がが閉じてゆく。カーテンコールも終わり、しばしの静寂)
(パッ スポットライトが一点を照らす。大きな眼鏡をかけた女性が立っている)
花子『どうも本日は寒い中、ミュージカル「姫ちゃんのリボン」を御観覧下さいまして
有り難うございました。それでは、出演者達をご紹介いたしましょう』
(全体照明に切り替わり、幕が再び開く。ステージの大道具は取り払われ、中央に
テーブルが配されている。姫子とエリカを中心に、出演者達が座っている)
姫子 「こんばんわー! 野々原 姫子です!」
エリカ「こんばんわ(^_^)」
大地 「・・・ども」
愛美 「わあ☆ なんだか有名人になったみたい」
一子 「あ、あすこのお兄さん、姫ちゃんの人形抱いてる・・・」
太郎 「監督は、あまり表に出るべきじゃないんだが」
レン 「私めまでが、よろしいのでしょうか・・・」
夢子 「ここ、まぶしくて やー」
白鳥 「来てくれて、どうもありがとう」
花子 『司会は不祥わたくし、姫子の母、野々原 花子が勤めさせていただきます』
愛美 「おばさま すてきー」
姫子 「よっ大統領」
花子 『はいはい、お静かに』
花子 『それでは改めまして。主人公の姫子が皆様に御挨拶いたします』
姫子 「えっ?あたし?・・あ、そっか。ええと・・・な、なんか緊張しちゃうな(^^;)ゞ」
花子 『さっきまで舞台で主役張ってた娘が何言ってるのよ』
愛美 「姫ちゃん、がんばってー」
姫子 「ど、どうも、ええと、・・・TV放送が終わってもう何年も経っているのに、今も
私達の事を忘れていない人達がいるって聞いた時は、本当に嬉しかったです。
で、その人達のために何かをしてあげたいなって・・・思って・・・
えーと、あの、それで・・・ですね、あーもう、お母さん助けてよぉ」
客席 「どっ」
花子 『・・・しょーがないなぁ、こういうのは自分で考えなくちゃいけないんだぞ。
えー、この劇の為に遠方から来て下さった方もいるかと思います。折角の
クリスマスですので、簡単なパーティーの席を設けてみました。後程そちらに
移動しますので、どうか皆さん、この後もごゆっくり楽しんでいって下さい』
姫子 「遠方って、え、なんで?」
花子 『ここにいるかまではわからないけど、この町には栃木とか、京都とか、
はては九州から遊びに来てる人もいるそうよ』
姫子 「うわぁ、すごい・・・。なんか、感動しちゃう」
客席 「この町では、距離なんて関係無いからね」
一子 「その代わり、電話代が切実だけどね」(・・・・・・しーん・・・・・・)
(客席から一人、ステージに歩いて来る人物がいる)
愛子 「姫子・・・」
姫子 「あ、お姉ちゃん!来てくれたんだ」
客席 「おおおお」
姫子 「お姉ちゃんも劇に出れば良かったのに、すっごく楽しかったんだよ」
愛子 「人前で歌ったり踊ったりってはずかしくて・・・(*--*)。それに、
白鳥さんが出てくれるって言ってくれたし。でも、素敵な劇だったわ、
姫子。支倉君と一緒に観てたのよ」
客席 「 (どよっ!) 」
(それまで和やかだった会場の空気が、一瞬にして張り詰めたものに変わる)
「馬鹿なっ!あ奴がここにいるのかっ?」「確かに飛行機事故で亡き者になった筈・・」
「俺の青春を返せぇ・・・」(会場のそこかしこから、運命を呪う声が漏れる)
支倉 「姫ちゃん」(※棒読み)
姫子 「せ、先輩・・・」
支倉 「良い舞台だったよ。僕も向こうで演劇は続けていたけど、
今の仲間達に紹介したいくらいだ」(※棒読み)
姫子 「いいいいやーそそんな めっそーもない(*^_^*;)」
ポコ太「(姫ちゃん、日本語が変だよ)」
姫子 「あたしなんて まだまだです。今も先輩の演技を追いかけてるんですから・・・」
支倉 「そう思い続けていられるなら、もう追い抜いたも同然だよ。いつか、(^^)
同じ舞台に立ちたいね」(※棒読み) (手を差し出す)/
姫子 「あ・・・ハ、ハイッ!(^^)」(握手を交わす二人) (^^) (^^)
愛子 「やっぱり・・・かなわないな、姫子には・・・」 \/
姫子 「え・・・?」
花子 『それでは、客席からの質問タイムです』(-。-)
《次Artに続く》