#126 Article 13696 Posted at 1994/03/06 17:36:31 by 輪違聡司 (MAP3135) [KANSO]
Subject: 「姫ちゃんのリボン」ってなんだったんだろう…(長文すまんス)
最近いろいろあって姫ちゃんボードも斜め読みしちゃってる私ですが…… 少し前に、「12月で終わるなんて半端だった」ってな話がありましたよね、確か。 それを思い出して……ふと、「姫ちゃんってどういう作品だったんだろう」って考 えたんです、なんとなく。 例えば、「セーラームーン」みたいな作品だと、開き直ればなんぼでも続けられる ような気がするんです、構造的に。人気さえ続けばね。5年は十分いける。 チャチャでも可能でしょう。 でも、姫ちゃんでは出来ない。言い切りはしないが、限界はある。いつまでもダラ ダラ続けられる作品じゃない。 何故かと言えば……「姫ちゃんのリボン」という作品は、非常に現実感のある作品 だからです。存在感があると言ってもよい。 月刊連載のコミックはともかくとして、TVアニメの方は……重要なのは、作品中 での時の流れが現実とシンクロしているという事。極めてリアルタイムであるという 事。それ故に、そこに、さも肌で実感出来るかのような存在感があるという事。 もちろん、その「現実感」は、そういった時間の感覚だけに根ざすものではない。 ここで、ふと、60話「大地が好き!」の放映前に、自分が「マジカルエミ」のラ ストのそれを求めていたことを思い出したんです。 知らない方のために説明しますと、マジカルエミのラストは、主人公・舞の周囲の 人々が己の道を進むために去っていき、友人であった妖精のトポも魔法の国へと帰っ ていき、舞自身もまた自分の夢・マジシャンに向かって進んでいく、というものでし た。 そして、姫ちゃんのラストは、ご存じの通り。 当時の言い方で言うなら、非常に「甘い」ラストでした。 思えば、マジカルエミという作品は、非常に現実感のある作品でした。魔法はエッ センスに過ぎず、あくまで、主人公・舞の成長物語でありました。 では、「姫ちゃんのリボン」とはなんなのか。 主人公・野々原姫子の成長物語……それはある。それは間違いない。 それと同様に…あるいはそれ以上に、これは、姫ちゃんがお友達を作っていく話、 友達と暖かい人間関係を作っていく話、だったのではないかと思ったのです。 エリカやポコ太…魔法・魔法界といった特殊な要素によって出会った人達です。 でも、姫ちゃんにとっては、魔法云々とか言う以前の、「ただの友達」に過ぎない のです。あ、「ただの」という言い方、誤解しないで下さいね^^; それは、魔法というフィルターの存在を感じさせない、生身の友達なのです。 そして、その友達関係は、まだ「途上」に過ぎない。 これは、大地に対しても、また同様。 互いに意識するものの、なかなか踏み込めなかった。 そして、60話での「大好き!」の叫びが、ようやくの姫ちゃんからの最初のアプ ローチ。 2時間もの距離を自転車を使い風立に帰ってくる、そしてあのモノローグ。あれが、 ようやくの、大地流の行動で示す、最初のアプローチ。 これからなんです。 みんな大切な友達なんです。まだまだ欠かすことが出来ないんです。 だって、「そこにいる」人達なのだから。 そういう考えに行き着いたとき、あのラストのまとめ方が、ようやく落ちついて受 け入れられたような……そんな気がしたんです。今更、かな?(笑) この存在感ゆえ、続き、ン年後の姫ちゃんなんてのが見たい気もしますが…… まぁ、それは胸にしまっておきましょう………。 しかし、3,4年くらいして、ひょっこり読み切りで外伝でも描かれたりしたら… 泣いちまうかもしれんなぁ、マジで………^^;;; あうー、なんか手前勝手な考えで長文すまんス^^; こーゆー事しか書くことないんス、最近(笑) わちがいそうじ。