#124 Article 1592 Posted at 1994/05/05 03:15:51 by ASA (MAP2105) [HURUHATA]
Subject: 『警部補古畑任三郎』に
ダイレンジャーの大五が出てましたね。立居振舞いのひとつひとつが芝居かが っている彼には、ホテルのウェイター役がハマってました。ま、チョイ役なんで すけど。 さてこの古畑任三郎というドラマ、一時間の中に「推理小説」のエッセンスを 手際良く盛り込んであり、いわゆる刑事ドラマや二時間もののサスペンスドラマ とはひと味違う、趣向をこらした本格派の味わい。しかも、ミステリーマニアの 観賞にも耐えると思われるクオリティを持ちながらマニアックに過ぎず、ワタシ のよーないわゆる本格に縁のない人間でも楽しく観られる、最近のお気に入りで あります。 主人公の古畑は田村正和。独特のねちっこい喋りが犯人のトリックを突き崩す “探偵”役にピッタリで、ふだんのとぼけたキャラクターもいい味出してて、こ の人を見てるだけでけっこう楽しい当り役。 犯人を毎回有名スターが演じるのも趣向のひとつで、クライマックスはさなが ら二人芝居。 他にも、オープニングの前に古畑の今週のキーワードが提示されたり、最初に まず事件のシーンを見せ、犯人が誰かはっきりさせていたり、その中に必ずひと つ、ちょっとミステリーずれした視聴者ならすぐに見破れるようなシーンを用意 し、それにすぐ古畑のチェックが入ったり(決め手はこんなもんじゃないんだよ という、スタッフの挑戦ですな)、最後のCMの前に古畑が視聴者に向かって 「彼はミスを犯しています」なんて語り出したり、いやもう実にあざとい。(い い意味で) それにしても、ドラマ中に出演俳優の出てるCMを流すようになったのはいつ 頃からですかねえ? 田村正和のNICOSカードのCMなんて、思わず「犯人はこの 婆さんだな」とかツッコんでしまうほど、そのまんま。なんだかドラマの緊張が 殺げちゃうようで、あんまりよくないと思うんですけどね。 フルハタニンザブローでした(うそ) ASA