#95 Article 250 Posted at 1992/01/16 05:34:50 by 三村 直也 (MAP1829) [T.P.BON]
Subject: Re:*4 12/28~1/3 /249 ... /237 /50(#101)
凡が正隊員になるのが早過ぎる。もちろんスペシャルだがら、そのくらいさっさと進 めないと、時間がなくなっちゃうのはわかるけど、だったら無理に正隊員になるとこ ろまでストーリーを進めなくても、見習い期間だけで充分ちゃんとした話になるはず。 そこまでしてユミ子を出したかったのか? ユミ子のあのずうずうしさは、ほとんどブタゴリラといい勝負。いきなりドレス盗ん じゃうし。だいたい、あそこで北軍から攻撃を受けたところを見ると、あのあたりは 奴隷制度を存続しようとした南軍側でしょ? 黄色い肌のユミ子を見て、アメリカ人 が何とも思わないなんて! たとえばあそこでユミ子が屋敷から叩き出されて、人種 差別の現実に愕然とするような話にしたら、結構面白くなったかもしれない。 原作で鯨を絶滅から救おうとしたデフォーというT・Pを、リームの兄ルイにしたの はまずかったと思う。原作では、デフォーが19世紀に住んでいるT・P隊員である ため、鯨が間もなく絶滅すると思い込んでザブロックを殺そうとする。だがユミ子か ら、20世紀末には鯨が増えはじめていることを聞き、救われるという結末になって いた。だが、リームの兄ということになれば、当然21世紀に住んでいるわけで、し かも動物学者ときては、鯨が19世紀に絶滅しなかったことを知らないはずはない、 ということになってしまう。 原作では単に密猟者と呼ばれていた連中が、アニメではタイムトリッパーと呼ばれて いたが、この人たちのやることがまた間が抜けている。「後ろ向きになって手をあげ な。」って言ったって、手をあげさせる目的は、手に何も持ってないのを確かめるた めでもあるでしょうに。生体コントローラーを右手に持って、片手しか挙げないリー ムを、全然怪しまないんだもの。 なんか最後まで「酸素」にこだわってて、ちょっとしつこく感じた。もっとサラッと やってほしかった。 凡はT・Pを辞めたら、もとの退屈で平凡な中学生に戻れると思っているようだが、 実際には秘密保持のために消されてしまうのではないだろうか。 で、そのことをユミ子に話したら、「平凡なんかじゃない諱vの返事。更にナレーター までが「そう、ちっとも平凡なんかじゃない!」って念を押すんだもんなー。凡は平 凡な中学生であるところがいいと思うんだけど。 最後の、「大切なのは、夢を持つこと!」というナレーションも、かなり強引な結論 だと思う。凡は別に夢を持ち続けたからT・Pになれたわけじゃないし、カンケーな いでしょ。それにナレーション自体必要ないのではないか。富田靖子があまり合わな いということもあるけど、原作でリームの台詞になっているところを、わざわざナレー ションにすることはない。 結局全体に無駄ばかり目立って、肝心な所をちっとも描いてくれなくて、見る度に欲 求不満のつのる作品なのでした。 おしまい。 三村 直也(MAP1829)