#84 Article 492 Posted at 1991/03/09 03:36:49 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]

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☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」

   (第37回)「屋根裏は大混乱」

   ヒラリーは、奇跡的に元気になる事が出来ました。しかし、あんなに死にそ
   うだったヒラリーが、急に元気になってしまったので、料理人のおかみさん
   は、院長先生にその事を言いました。

   「何ですってぇ!!ヒラリーは、仮病だったって言うんですか!?」

   「そうとしか思えませんよぉ!院長先生!!きっと、キャサリンといっしょ
    に屋根裏で、盗み食いでも続けていたに違いありませんわ!!」

   「違うんです!!私・・・熱がひいて・・・」

   「ヒラリー!!おまえのおかげで、この私がどれほど心配したか知っている
    んですか!!お医者代だって、馬鹿にならなかったんですからね!!わか
    ってたら、その分、働いてお返しっ!!」

   「は、はい!!院長先生!!」

   「それから、おまえは、仮病を使ってまで仕事を怠ける様な人間です!
    もう、初級者組にフランス語を教える必要はありません!!これからは、
    台所で働くんです!!」

   やっと、元気になったというのに、ヒラリーは、またあの過酷な仕事をしな
   ければなりません。まだ、病み上がりのヒラリーには、尚更の事でした。

   ・・・しかし、ヒラリーとキャサリンが、その日の夜遅く、屋根裏部屋へ戻
   ってみると、昨日の夜の時と同じ様に、暖炉の火が暖かく燃え、美味しそう
   な料理が用意されていたのです。

   魔法はまだ続いていました。そして、ご馳走といっしょに小さなメッセージ
   カードが置いてありました。

   {屋根裏の少女へ・・・友より}

   「あの方だわ・・・。きっとあの方の贈物なんだわ・・・。」

   ヒラリーは、この魔法の贈物を送ってくれた親切な魔法使いさんに、感謝し
   ないではいられませんでした。

   よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!!

   キャサ・リンちゃんコーヒー(笑) 朗読 MAP1917 MEMOLE