#84 Article 361 Posted at 1991/02/27 03:45:54 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]
Subject: Re:*25 夜の少年少女世界名作連続ドラマ「小公女ヒラリー」(笑) /332 ........ /147 /146
☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」 (第27回)「ケネディ先生の帰国」 院長先生は、生意気なヒラリーをかばった事で、ケネディ先生の事をあまり 良く思っていませんでした。 「ケネディ先生。実はちょっとお話したいことがございまして・・・。」 「私に何か?」 「御存知とはございますが、この学院には、この学院の教育方針と申すもの がございます。」 「例えば、ヒラリーについてですが・・・。ご承知の通り、あの子は父親の 不幸に会って以来、私の特別の温情で当学院に置いてやっている子です。 そのヒラリーに、不必要な同情を寄せたりなされては、他の生徒の手前、 大変に困るのです。」 「しかし・・・院長先生・・・」 「いいえ!!先生が私の方針に反対なのは、よぉーく存じ上げております。 ・・・実は、私、先生にお勧めしたい事がございますの・・・。」 「どんな事でしょう・・・?」 「オックス・フォードの研究室で、あなたを是非招待したいとの連絡がござ いました。もちろん、これはあなたにとって大きなチャンスです。あなた が希望なされるのでしたら、私に止める権利はございません。」 「・・・私に、クレア学院を辞めて下さいというのですね・・・。」 「まあ・・・そういった声も生徒達の一部にございます。私も親御さん達の 手前、生徒達に人気のない先生は、困るわけでございましてねぇ!! おほほほほっっ!!」 ヒラリーは、キャサリンからケネディ先生がクレア学院を辞めると聞いて、 大変驚きました。小さい頃に母親を亡くしたヒラリーには、自分にやさしく してくれるケネディ先生の事が、いつのまにか、お母さんの様に思えていた のです。そして、じっとしていられなくなって、先生の部屋に行きました。 「先生・・・ケネディ先生!!うううっ・・・私のために先生は・・・?」 「・・・いや、あなたのために辞めようと思った訳ではないんですよ。」 「私は・・・先生がいらっしゃらなければ・・・これから、どうしていいか わかりません・・・。うぅぅぅっっっ・・ひっくひっくっ・・・・」 「ヒラリーさん。人生には辛く、悲しい事がたくさんあるんですよ・・・。 でも、くじけてしまったらだめ!!希望を持って一生懸命努力するのよ! そうすれば、むくわれる時がきっと来ます。私は、そのあなたの勇気を信 じていますよ。」 「勇気・・・?」 「そうヒラリーさん!!あなたには持てるわ!いや、あなたなら持てるわ! 努力する勇気を・・・!!」 「ケネディ先生ーっ!!」 ヒラリーは、辛い悲しみの中で、ただじっとケネディ先生の胸に顔を埋めて いつまでも、泣いていました・・・。 ああぁぁっ!! 耐えろ!!ヒラリー!! くじけるな!!ヒラリー!! がんばれ!! ぼくらのヒラリー・ウェントワース!! よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!! うるうるLDが壊れたぁ!(泣) 朗読 MAP1917 MEMOLE