#84 Article 1604 Posted at 1992/06/04 02:30:21 by 大沢一樹 (MAP483) [GAME]

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お手紙


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パティ、元気かい?

ドミノ大会のビデオをわざわざ月まで送ってくれてありがとう。
でも、月にはSSSSS-VHSのデッキはないのでまだ見てないんだ。ごめんね。

例のモノリスのある場所だが、希少金属の採掘所になっていて、軽度の犯罪を犯した
受刑者達の収容所をかねていたんだ。
手荒なことはしたくなかったんで、旧友のガスが月の警察署長をやっているコネを
使って収容所にはいりこんで、重価ウオッカを飲物にまぜて、囚人達や調査関係者を
眠らせる事にしたんだ。
1/6の重力しかないところで生活してる者にとってはあれは強烈にこたえて、
しかもあとにひかないからね。。
目論見通りみんな、あっというまに酔いつぶれて寝てしまったので、
モノリスの回りに魔法陣を組んでモノリスを次元の裂け目に隠す事にしたんだ。
ところが、その最中に囚人の一人が酔っぱらって千鳥足でフラフラと現れたんだ。
そればかりでなく、その囚人を追いかけて一人の監督官まで現れたんだ。
この監督官は、どうやら、重価ウオッカを飲んでいなかったらしくシラフだったんだ。
パパはその時、耳を隠して無かったんで、その監督官、いきなりブラスター銃をパパに
向けて発砲してきたんだ。
おかげで、腕にけがをしてしまい、その監督官を倒すのに手加減した魔動力を
使うことができずにかなりのショックを与えてしまったんだ。
でも、それが逆に幸いしたようで、その監督官はパパと出会ったときの部分の記憶が
喪失して、強烈な「うさぎ」のイメージだけが残ったようなんだ。
モノリスの方も、うまく隠す事が出来て一安心なんだが、
心配なのはその酔っぱらいの囚人だ。
その囚人は、パパが監督官をやっつけている間に宿舎にもどっていったものか、
気がついた時には姿がなくなってしまっていたんだ。
ひょっとしたら、その囚人、その時見た事を覚えているかも知れない。
パパは、モノリスを隠さなければならなかったし、腕にもケガをしていたので、
その囚人の事は後回しにしたんだが、悪いことにその翌日、モノリスの発見消失の
為にその収容所が閉鎖されて、囚人達が釈放されてしまったんだ。
おかげで、もうしばらく月にいなければならなくなったよ。
その酔っぱらいを見つけ出して、口をふさがなくてはならないからね。
手がかりはあるからすぐに見つかるさ。
その酔っぱらい、
「クッキィ~~~。アリスゥ~~~~~。」
とか、うめきながら歩いていたんだ。
きっと、恋人か家族の名前だよ。
かならず見つけ出して始末するから、心配ないよ。

あ、パパの腕のケガも大した事はないから、心配しなくていいよ。

次の種目は、童話だそうだね。
パパが何度も話した、パパの子供の頃の冒険の物語を参考にしてもかまわないよ。
でも、ノンフィクションだと告げるのは、「信頼できる友達」に対してだけに
しておくれよ。
パパがパティをなぜ、クレア学院にいれてレディ・クレストを競わせているか
わかるかい?
それは、友達を得させるためだよ。
人は、何故競い合い強くなるかというと、みんなと友達になる為なんだ。
一生懸命競い合ったライバルは、ゴールのテープを切った瞬間に友達になれるんだ。
「信頼できる友達」は見つかったかい?
まあ、無理に見つけようとする事はないよ。クレア学院にもハズレの年というのが
あるだろうからね。

GOOD LUCK!!


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大沢一樹