#82 Article 630 Posted at 1993/07/01 08:25:30 by DAM (MAP2111) [SETTEI]

Subject: Re: Re: ミノフスキー物理学はいつ出来た?? /629 /628

おひさしぶりです。
	
	ミノフスキー粒子に関する話が出てるようなので、既存の資料からまとめた
	設定を挙げておきましょう。(実は、私のオリジナルが1つだけ入ってます。
	どれでしょう?)(^^;)

        1.ミノフスキー粒子とは

         「ガンダム」世界において存在する、静止質量がほとんど0で正または負
        に荷電した、空間中で立方格子を形成する粒子。立方格子の密度は周辺の物
        理的状況などによって左右される。宇宙暦0069年、地球生まれ(後にサ
        イド3へ移民)の物理学者、イヨネスコ・T・ミノフスキー博士によって発
        見された。真空中において立方格子を形成し、周囲の状況により立方格子の
        密度を自由に操作出来るという性質から応用範囲は広く、宇宙空間における
        電波妨害剤から触媒核融合炉、はては擬似反重力システムにすら利用出来る。

        2.原理

         ミノフスキー粒子は周囲の圧力などにより立方格子の間隔を変える。宇宙
        空間に散布した場合、立方格子の密度は数cmから数mmになり、したがっ
        て無線通信、レーダー等のほとんどの電波に対して不透明な存在となる。ま
        た、磁場などにより圧力を加えた場合、立方格子の間隔は数オングストロー
        ム程度まで圧縮される。

        3.核融合炉としての応用

         この事により、極度に圧縮されたミノフスキー立方格子は、金属結晶と似
        た性質を示す。したがって、立方格子の密度をオングストローム単位まで圧
        縮したミノフスキー格子内部に重水素を注入した場合、重水素原子は電子を
        立方格子内へ拡散させて(ミノフスキニウムの形成)、重水素原子は原子核
        が露出した状態になる。この状態では原子核間の距離が通常に比べて数万分
        の1まで接近し、トンネル効果によってD-D反応が起きるのである。この
        D-D反応からエネルギーを取りだす核融合炉をミノフスキー・イヨネスコ
        反応炉といい、0070頃から人類社会の非常に重要なエネルギー源となっ
        た。
         ミノフスキー・イヨネスコ反応炉の利点は、まずトカマク、ステラレータ
        などの形式に比べてプラズマ温度ははるかに低く済むが、金属結晶による触
        媒核融合に比べてはるかに高い温度(数百度から数万度)の熱を発生する点
        である。
         この温度であるとトカマクなどのように高度な加熱装置を準備する必要も
        なく、逆に結晶核融合のように結晶の融点によってとりだせる温度が制限を
        受けない。このため、ミノフスキー・イヨネスコ反応炉のエネルギーを水素、
        水などの冷却剤に与えることで容易にエネルギーを利用可能な形にすること
        ができる。また、ガス化した冷却剤を噴射してやれば、効率のよい推進シス
        テムとすることも出来る。

        4.電波妨害効果

         ミノフスキー粒子を空間に散布した場合、常温常圧下、磁場のかかってい
        ない状態では数mm程度の粒子間距離で立方格子を形成する。ミノフスキー格
        子は帯電しているため、電離層などと同様に粒子間距離より波長の長い電波
        にたいして不透明となる。この性質から、ミノフスキー粒子下ではレーダー、
        無線通信などの使用が著しく阻害される。

        5.ミノフスキー・クラフト

         ミノフスキー粒子は宇宙空間のみならず、大気中においても立方格子を形
        成できる。そして、立方格子が圧力によって弾性変形を示すことを利用して、
        暫定的な反重力システム・ミノフスキークラフトが実用化されている。艦艇
        の下部にミノフスキー粒子発生装置を設置し、下方に向かって立方格子を連
        続的に展開すると、立方格子の弾性変形によって帯電した物体は立方格子の
        上に浮く(というより立方格子にのっかる)ことができる。

        6.干渉逆探

         ミノフスキー粒子の使用によってレーダーが使用出来なくなった0080
        以降に開発された探査装置。ミノフスキー格子の中を移動する物体は、立方
        格子の密度を部分的に変える。このため移動物体の近辺にあるミノフスキー
        格子は周囲よりも電波反射率が高くなるため、この反射を探知することによ
        ってミノフスキー粒子下でもある程度移動物体の探知が可能になる。
        
        					DAM(MAP2111)