#82 Article 3115 Posted at 1995/11/29 19:19:24 by ヨウメイ (MAP2597) [WNO.33]
Subject: Re: Re: 孤独な戦場 /3112 /3096
どーもパーカーさん、きんまさん、私の意見に賛同してくださる方がいらっしゃる という事を知り、大変安堵しております。書き込んだ当初はもしかして ガンダムWにこんな不満を持っているのは自分だけで、とんでもない勘違いを 書き込んでしまったのではと、ビクビクしてました。そう、例えば#165の最終回に 絶賛の書込みをしてしまった位の勘違いをしていたのではないかと(笑)。 > 思うに、この作品ってシーン毎に描きたい何か(たぶんそれはキャラの > いろんな意味のかっこよさ)があるんぢゃないだろうか。それを描くため > には、ドラマやストーリも設定も二の次なんぢゃないだろうか。 おう、言葉に出来なかった私の不満がこんな明快な表現で文章化されている。 書込みっていうのは長さじゃないんだなぁ、感服っす。 考えてみれば物語の中でも言ってますもんね「戦っている者は美しい」って(笑)。 こういう前提があって、トルーパーライクのキャラクターをあてはめて、お話を 作っていると考えれば、これまでの様々な不合理な展開は理解できます。 ガンダムのこれまでの伝統には、戦争の悲惨さややりきれなさを描くとか、 戦争という状況は人間にはコントロールできない、巨大な化け物であるような感覚 であるとか、主人公が本人の意思とは関係なく戦いに巻き込まれていくとか、 大人のやり方の汚さに抵抗する若者とかのどろどろした部分があったと思います。 少なくとも主人公であろうと雑魚キャラであろうと、戦闘状態の中では同じ様に 無我夢中で、同じ様に死の危険に直面しているのだという空気が伝わってきて、 戦いは美しいという感覚はありませんでした。 ガンダムWでは、そういう所がスパーっと切り捨てられていて、 「美形大好き、同人おねいさんのためのわかりやすいガンダム講座」みたいな感じで、 これまでのガンダムが全否定されたような感覚を持ってしまいます。 「新機動戦記」では、戦っている者は美しく、かっこよくあることが重要で、 美形キャラは不細工キャラなら死ぬような状況でも絶対生き残り、美しいものが 治める国ならば君主と執事と女性護衛官だけで運営することができ、不細工な者達の 組織は、いずれ美しい者達に圧倒的な戦力差にもかかわらず調伏される。 なぜならこの世界では、「戦術は戦略に、戦略は政治に、政治は経済に、 経済は美しさに従属するからである」←(これは銀河英雄伝説のパクリ)。 これまでのガンダムが三国志なら、この番組は三国志演義みたいなものだと 割り切って観るのがよいのかね。セフィーロは意志の世界、エルハザードは 神秘の世界、ガンダムWは美形の世界と(笑)。 ヨウメイ