#8 Article 900 Posted at 1989/07/09 22:59:46 by YUKKUN (MAP077) [TOP]

Subject: Re:*4 「トップ」の感想 /898 ... /896 /895

パロディが出てきても笑うな。と言ったわけではもちろんありません。
それに他人の笑い方を非難する権利なんて誰にもないので、自分の感想として
不快であったというだけです。
 僕は笑わそうとした「パロディシーン」と、わかる人にはわかる「引用シーン」を
(あいまいですが)分けて感じてました。
 だから4話の発進シーンでびっくりはしましたが怒ったりはできませんでしたし、
吐血シーンにしてもそうです。ストーリィに感動しつつもパロディには大笑いする、
というのは一番正しい楽しみ方なんじゃないかと思いますが、はじめからパロディ
作品であるとは1話を見た時点で思えなくなったのでした(語りたいことは他にあ
る、と感じたのです)。

 こう書いてきましたが、パロディのかたまりであることは事実であり、それによって
ドラマを語ることが、一般の人々にも容認される事かどうかは疑問です。
 たとえば全編引用のかたまりのようだった「ボトムズ」(異論あるだろな)も、
好きな作品ではありますが他人には強く薦めにくかったのです。
 パロディなどは「そんなこともあったなぁ」と懐かしく感じ(だから笑う、という
よりむしろ「おおっ!(笑)」と驚く)、ドラマは「こういうのがみたかったなぁ」と
思うことが出来る一番幸せな人間は、いわゆるアニメファン(僕も含めた)だけなの
かもしれません。

 SFにこだわりますが、まず僕はSF考証という言葉の意味がはっきりしなかったの
でああ書きました(SF的科学考証で良いんでは?)。少なくとも僕の知る限りでは、
そういった考証を物語の「背景」としてでなく、まさに語りたいことを語るために
作り上げたアニメは、数える程しかありません。それはSF的なアニメと呼んでよかっ
た作品だと思います。僕はアニメの事を言っているのです。だからそういうアプローチ
のあった作品が幾らでもあったとは思えませんし、その中でなお名作と呼べるものが
あったかというと言葉を濁してしまいます。SF小説については<むらどら>さんの
おっしゃる通りですが・・・アニメでは絶対量が不足していませんか?

で、「トップ」はオリジナルSFアニメとして唯一の佳作の出来であったと思います。
一連の「ロボットアニメ」のなかではずば抜けてますが。

ラストについて(書いちゃうよ)
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「!?」
 ノリコは地上に微かな光の明滅を見つけたのだ。
「あっ・・・」
 その光は広がり、闇の半球の中に浮き上がるように形を形成していった。
「あはっ!!」
 1万2千年後の地球の上に形作られたものはノリコ達にも理解できるものだった。
人類は生き延びたのだ。その姿、思考がどのようなものであれ彼らは「人類」であり、
ノリコ達のもどるべき場所はここ「地球」なのだ。
 軌道上でノリコ達が見た地球にはこう『書いて』あったのである。
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えへへ。一度書きたかったんだよーん。ね、日本のSFでしょ?

長文乱文失礼 ゆっくん