#8 Article 895 Posted at 1989/07/09 01:31:45 by YUKKUN (MAP077) [TOP]

Subject: 「トップ」の感想

僕は、あの”紙芝居”にはやっぱり不満が残りbキ。表現手段としては
良かったかとも思いますが少なくとも鉛筆書きそのままの様な部分はなんとかして
欲しかったと思います。それと、ビデオではそれほど気になりませんでしたが、
再会シーンの描写も、もう一工夫欲しかったと思います。アニメファンはわがまま
なのです。完璧な(と自分が思う)ものを求めてしまいます。こういう作品には。

 「トップ」の「作品引用」というか「パロディ」については、まぁわかるものも
ありましたが、人から言われなければ全然気づかないものがたくさんあるようですね。
”石の狸”という台詞についてもそうでした。でも、それだけで楽しむというのは
間違ってる気がする。というか劇場で観たときにあまりにそういった場面のみに集中
してる人たちが多くて、正直「アニメファンはこれだからやだなぁ」などと自分を
棚に上げて思ったのでした。コーチが血を吐くシーンで爆笑してたのは異常だ。
笑わそうというシーンではないんだから少しは素直に観ればいいのに。

 「SF」というのは結構このアニメでは重要だと思います。明らかに作者はそれに
こだわってるではないですか。そして従来のアニメでは、宇宙を舞台にしたりSFと
うたったりしておきながら、ぜん~ぜんこういった題材(亜光速・高重力下の世界)
を面白く取り上げたことがなかったと思います(違ったらごめん)。その中での、
この過激なまでのSF的科学設定には胸がすっとしました。彗星の尾が見えていよう
が、スターボーが無かろうが、「いくらでも説明できるぞ」という態度が感じられる
のです。僕はラストの「あれ」を見せたいために作者はこのアニメを作ったと思って
るので、(他の方は違うかも知れませんが)とにかく「うわーアニメでSF作品と呼
べるものを初めて見たぞぉー!」と感動したんです。ふつーはくだんねー「アダムと
イブ」物ぐらいしかないじゃぁないですか!それが××××年後の人類の進歩と進化
(変化?)をさりげなく暗示させてくれるなんて・・・。うるうる。

 でも、そのラストまでにいたる内容は実に正当的なドラマでした。これぐらい人間
同士のドラマがみられたのは最近では「エースをねらえ!2」ぐらいのものです。
そしてロボットと操縦者との一体感を強く感じさせてくれるアニメなんて「ガンダム」
以来です。まさに、最近では希な「オリジナルSFアニメドラマ」が生まれました。
彼女達はこれからはドラマの役を終え、パロディ的世界へ行くことになるんでしょうが
ガイナックスの方々には、さらに面白いオリジナルアニメを(出来ればTVで)作られ
ることを期待して止みません。

長文失礼 ゆっくん