#75 Article 484 Posted at 1994/12/21 21:31:11 by YOU (MAP3836) [NAUSICAA]

Subject: Re: ナウシカ読書後の感想 /475

山場でない所の台詞なので重視されてないのかもしれませんが、
大切な事を言っていると思ったところを抜き出してみました。

「自分の罪深さにおののきます」ナウシカも自分の行為が罪であると知っています。

「絶望の時代に、理想と使命感からお前がつくられたことは疑わない」
	墓所の主を死の影の根源として、これを裁こうとしている訳でもありません。

「精神の偉大さは、苦悩の深さによって決まるんです」
王蟲も最初から偉大だった訳ではない様です。そも、腐海のその最初から王蟲は
存在したのでしょうか? 計画者が造ったのは、腐海の植物と小さな蟲だけでは
ないのでしょうか? 環境を清浄に戻す為のただの道具として。その道具が、
計画者も予想していない程に多様に進化し、また精神を向上させました。
計画者の助け無しに、計画者と同じかあるいはそれ以上に・・・。

「王蟲のいたわりと友愛は、虚無の深淵から生まれた」
それは、管理と愛情から生まれるものではないのです。

ナウシカは世界が蘇ろうとしている事を肯定しています。その為に生きる腐海も
肯定しています。計画者の行為の総てを否定している訳ではありません。
ついでに「墓所の貯蔵庫」の存在も否定してはいません。旧世界の遺産が
未来に伝わる事も否定していない事になります。

そして何よりも大切な事。
「あの黒いものは おそらく再建の核として遺されたのでしょう。
				それ自体が生命への最大の侮蔑だと気づかずに・・・」

						、、、、、
	なにが、侮蔑なのでしょう。それは生命への最大の侮蔑だそうです。
	それが解れば、墓所を破壊した理由が見えて来るのではないのでしょうか。


		あ、ここは初書き込みです。宜しくお願いします。
								YOU(MAP3836)