#72 Article 1655 Posted at 1991/07/20 23:27:12 by 絶対無敵 (MAP1903) [NO.R01]
Subject: Re:*25 「内木さんが21世紀に」 /1654 ........ /1594 /1591
「チンプイ」ボードの皆さん、どうもはじめまして!☆ さっそく、リレーシナリオに参加してみたいと思います☆ ------------------------------------------------------------------------------ ここは、月の裏側に停泊中のワンダラー星人の宇宙船の中。ドーベルとドク ターモオが話している。 「リリンの奴、失敗したモォ!!」 「ふっ・・・この世で絶対的なもの、それは力だ!!力のないものが滅ぶの は、当然だな!!」 「次は、この私が直々に出向いてやるモォ!!」 「地球人の貴様にどれほどのことができるのか、せいぜいお手並み拝見させ てもらうぜっ!!」 「ふふふ・・・必ず、あの春日エリを生け捕りにしてくるモォ!!」 マール星から、リリンは無事にマール星の墓地に埋葬されたという報告がエ リ達のところに届けられた。しかしエリは、リリンを失ったショックからまだ 立ち直ってはいなかった。あれからずっと自分の部屋に閉じ込もってばかりい て、エリは気力を失った生ける屍のようになっていた。そんなエリをチンプイ は心配でし方がなかった。 「エリちゃん、いつまでも落ち込んでいてもリリンちゃんが生き返るわけで もないし、第一エリちゃんがそんなじゃリリンちゃんだって安心できないと 思うよ!!」 「いいの!!リリンちゃんはあたしのために死んじゃったのよ!!あたしな んか、もうどうなってもいいの!!あたしのことは放っておいてちょうだい!!」 「もぅ知らんプイ!!」 そのとき、2階の外に人影が現れた。 「こんにちは。」 エリは声のしたほうを見た。 「リリンちゃん!!」 エリは思わずそう叫んだ。ずっとリリンのことを考えていたせいであろうか、 エリの目にはその人影が一瞬リリンと重なって見えたのだ。しかし、そこへ立 っていたのはリリンではなかった。 「ダルーサさん!!」 「久しぶりね、エリ。でも、この様子だと思っていたよりも重傷みたいね。」 「ダルーサさん、どうして地球に?」 チンプイが問う。 「リリンの埋葬をすませたあと、ルルロフ殿下からエリが落ち込んでいない か様子を見てくるように頼まれたの。本当は彼が直接来たかったんでしょう けど、ワンダラー星人の企みが何なのかわからないのでそれどころじゃない みたいなの。だから、私が殿下の代役でこうしてやって来たという訳なの。」 「ふぅん・・・マール星も今は大変なんだ。」 「きゃぁ~~~~っ!!いったいあなた達は何なのよ!?」 突然、下のほうで公爵夫人の悲鳴がした。 「ママの声だわ!!」 そういうが早いか、エリは階段を駆け降りていく。チンプイ、ダルーサもそ れに続いた。 1階に駆け降りたエリの前に白衣、白帽、マスク、サングラスを着用した男 数人が立ちふさがった。 「あなた達!!いったい何者なの!?」 「我々は、ブラック注射軍団!!略してBCGだっ!!お前が春日エリか!? 我々とともに大人しくドクターモオ様のところに来てもらうぞ!!」 「嫌よ!!誰があなた達のいうことなんか聞くもんですか!!」 「エリ!!ここは私に任せて!!」 「ダルーサさん!!」 「ダルーサッ!!」 ダルーサは、科法を使ってあっという間にBCGの戦闘員を吹き飛ばした。 「くそっ!!ここはひとまず退却だ!!」 そう叫ぶと、BCGの戦闘員は全員玄関から逃走していった。 「ママ、大丈夫だった?」 「エリちゃん、あの人達はいったい何なの!?いきなり人の家に土足で上が り込んで・・・・」 「あははは・・・あ、あれね、あの人達はワンダユウさんの知り合いなの。 礼儀知らずで本当に困っちゃって・・・」 「本当にもう、これからは気をつけるようにいっておいてちょうだいよ!!」 「はいはい・・・」 エリは公爵夫人を居間に押し込むと、2階の自分の部屋に戻ってきた。そこ では、ラッピーが待っていた。 「あ、エリさま。それにそちらの方は?」 「この人はマール星のダルーサさん。」 「これは、はじめまして。私は宇宙警備隊のラッピーというものです。とこ ろでエリさま、実は宇宙警備隊本部から緊急連絡がありまして、どうもワン ダラー星人は宇宙的テログループのブラック注射軍団と手を結んでいるらし いのです。」 「ブラック注射軍団!!じゃ、やっぱりさっき襲ってきた連中は・・・」 「何ですって!!ここが襲われたのですか!?」 「ええ、でも、ダルーサさんがあっという間に追っ払ってくれたけど・・・」 「彼らは宇宙的テロリスト集団です。おそらく、また襲ってくるでしょう。 それにマール星に送られたリリンさまの遺体は埋葬される前に宇宙警備隊科 学分析課が解剖して調べたのですが、ブラック注射軍団の総帥ドクターモオ が発明したとされている洗脳剤X-9がリリンさまの体内から検出されまし た。おそらく彼らは、X-9を使ってリリンさまを洗脳してエリさまと戦う ように仕向けたのでしょう。」 「あいつらがリリンちゃんを・・・許せないわ!!あたし、必ずリリンちゃ んの仇を討つわ!!」 エリは、リリンの形見の赤いハート型のブローチを握りしめながら言った。 「エリ、私も協力するわよ!!」 「エリちゃん、僕もエリちゃんを助けて戦うよ。」 「私は、宇宙警備隊本部に応援を要請してきました。まもなく援軍がこの地 球に到着するでしょう。そうすれば、いよいよ行動開始です!!」 エリの心の中には、黄金の鎧と破邪の剣の力を十分に使いこなすことができ るかどうかの不安があったが、みんなの言葉がそんな不安をまぎらわせてくれ るのであった。 (つづく☆) ------------------------------------------------------------------------------ さて、ラッピーが呼んだ宇宙警備隊の応援とは?? ワンダラー星人やBCGの陰謀は?? といったところで、次は根本あかねさんにお願いします☆(くすくす☆) By 絶対無敵