#72 Article 1636 Posted at 1991/07/12 10:55:47 by トミー大佐 (MAP1903) [NO.R01]
Subject: Re:*15 「内木さんが21世紀に」 /1635 ..... /1594 /1591
>ある方がしつこいので仕方なく出てきました。 そのある方とは、もしかして天道なびきさんのことでは・・・・?? 彼は執念深いことでは有名なので、根本あかねさんも大変ですね☆(くすくす☆) しかし、それにしても根本あかねさんもまたとんでもないところで私に回し て下さいましたねぇ☆(^_^;) ------------------------------------------------------------------------------ ラッピーは、エリに説明を続けた。 「つまり現在がここに存在するのに対して、未来というものはいくつもの可能 性を秘めているために無数に存在します。ところがワンダユウは、その中の一 つの未来に内木少年という特異点を送り込むことによって、この現在とその未 来の世界を結び付けようとしているのです。本来こういった行為は、時空間の 破壊につながる恐れがあるので宇宙航時法で禁止されているのです。」 「じゃ、内木さんはどうなるの!?」 エリさまはラッピーの言ったことを半分も理解することはできなかった。彼 女にとって気がかりなのは、内木少年のことだけであった。エリさまはラッピ ーの首を締め付けるようにつかんで迫った。 「うぐぐ・・・(^_^;)」 「エリちゃん、落ち着いて!!」 チンプイとリリンがエリさまを制止する。 「もしもワンダユウがこっちの世界に帰る前に向こうの世界の時空の扉を閉じ てしまったら、エリさまは内木少年とは二度と会えなくなります。」 「『会えなくなります』って、ひと事みたいに言わないでよぉ!!」 「内木少年を救うには、ワンダユウが時空の扉を閉まる前に我々が向こうの世 界に行って内木少年を連れ戻してくるしか方法はありません。」 「ことは一刻を争うわ!今すぐに出発しましょう!!」 いつもになくリリンちゃんの勇ましい言葉だった。 「時空転移装置は、この家の上に浮かんでいる雲にカモフラージュしてありま す。さあ、みんな急いで!!」 エリ、チンプイ、ラッピーそれにリリンは、エリさまの部屋の窓から飛び出 して春日家上空の雲に向かって飛んで行った。 しかし、その時空転移装置に近づく不気味な影があった。その正体は、今ま でに見たこともないようなイヌ型の異星人だった。そしてその目は、異様なま でに鋭く光っていた。 「ほしいものは頂く!いらないものは叩き壊す!!」 エリさま達はラッピーの用意した時空転移装置のある場所に到達して、ラッ ピーは装置の起動を開始していた。そのとき突然、側にいたエリさまとリリン をかすめて巨大な閃光が時空転移装置を直撃した。 「きゃぁ~~~っ!!」 一瞬の出来事で、エリさま達は何が起きたのかわからなかった。気付いたと きには、時空転移装置は爆発炎上して二度と使いものにならないまでに破壊さ れていた。 「何なのよ!?いったい何が起きたのよ!?」 そのとき、上空の雲の上からイヌ型の異星人が姿を現した。 「力がすべて、この世は力が支配する!!」 「お、お前は、ワンダラー星人!!」 ラッピーが叫んだ。 「ワンダラー星人!?何それ!?」 エリにとってそれは、はじめて聞く名前だった。 「かつてワンダユウじいさんのご先祖さまは、ワンダラー星からマール星に移 住したって聞いたことがあるんだ。まぁいってみれば、ワンダラー星はじいさ んの故郷のようなものかなぁ。」 「私はワンダラー星のドーベル。」 「ふぅん・・・ダンベルだかドーベルだか知らないけど、ワンダユウさんの仲 間なのね・・・。」 「ワンダユウ!?とうの昔にワンダラー星から逃げ出したものの子孫など知ら んなぁ・・・この世で絶対的に信じることができるのは力のみだ!!力こそパ ワー、力こそ正義!!」 「何勝手なこといってんのよ!!私たちはこれから内木さんを助けに行くんだ から邪魔をしないで!!」 「エリちゃん、まずいよ。あいつ、相当の科法力を持っているみたいだよ。」 チンプイも、ドーベルの科法力に威圧されているみたいである。 「あまいぞ!!科法『重力波』ドーベルッ!!」 ドーベルの放った科法は、エリさま達をすべて飲み込むには十分な大きさだ った。 「エリちゃ~~ん、危なぁ~~~~い!!リリーンッ!!」 リリンは自分の科法で他のみんなを重力波の届かないところまで飛ばした。 「リリンちゃ~~~~ん!!」 エリさまがそう叫んだときには、リリンは既に重力波に捕らえられて動くこ とはできなくなっていた。重力波で完全に動きを封じられたリリンは、ドーベ ルの科法の操るままにドーベルのいる高度にまで移動していた。 「みんな!!早く逃げて!!」 それがリリンちゃんの最後の言葉であった。 「ドーベルッ!!」 それは身動きがとれなくなったリリンに止めを刺す科法だった。リリンちゃ んの体は空中で跡形もなく砕け散ったのである。 「リリンちゃぁ~~~~~~~~ん!!」 リリンの最期を見届けたエリの目には涙が浮かび、心の中にこみ上げてくる ものは友人を亡くした悲しみから次第に怒りへと変わっていった。 「どうして・・・・どうして、こんなことに・・・・・・」 「エリちゃん・・・・」 チンプイは、そんなエリさまをじっと見つめていた。 「ワーハハハハハハハハハハッ!力こそパワァー、力こそ正義!!」 リリンちゃんを葬ったドーベルは、次はチンプイとエリにその目を向けた。 (つづく☆(クスクス)) ------------------------------------------------------------------------------ はたして、チンプイとエリさまの運命や如何に!? ドーベルは、いったい何の目的で地球にやってきたのか?? そして、エリさま達は無事に内木君を連れ戻すことができるのか!? 次は、久々にMEMOLE将軍にお願いします☆(くすくす☆) By 真アンジーちゃん