#70 Article 6004 Posted at 1997/08/20 23:16:56 by みりす (MAP6909) [PORINFANO]

Subject: Re: 読書日記です(児童文学とファンタジー中心) /6003

「左手のパズル」萩尾望都/文 東逸子/絵(新書館)

	 漫画家の萩尾望都が文章を書いてイラストレーターの東逸子が挿
	し絵を書いた絵本です。絵本といっても小学校中学年以上向けかな。

	 チェロが上手な左利きの少年は、右と左をよく取り違える癖があ
	ります。それは少年を育てたおじさんが右と左を逆に教えたからな
	んだけど、ある日その育ての親から招待状が届いて、少年と友達の
	少女はふたりでおじさんを訪ねて行く……というお話。

	 粗筋にしちゃうと伝わりにくいんですが、ストーリーはとても萩
	尾望都らしくて、もし本人が漫画にしてたら主人公がどんな表情を
	してるか想像ができそうな気がしました。でも「パズル」という言
	葉から想像するほど話は謎めいていなくて、読む前から想像できち
	ゃうような結末に不満が残りました。
	でも、萩尾望都作の絵本ということで珍品度は高いでしょうか??
	東逸子の挿し絵も美しくて◎です。

みりす