#70 Article 5705 Posted at 1996/12/03 05:28:59 by かくた (MAP4496) [KATAYAMA]

Subject: 第5のメンバー

発売中のヤングマガジン掲載の片山まさゆきの短篇です。
 最近マンガなんかきちんと読んでないんですが、コンビニでたまたま手にとって
「お、片山さんひさびさに描いてるな」てんで読んだらこれがすごいんでやんの!
 帰ったら真っ先に、このテの興奮がわかるはずである玄田某に電話をかけて教えよ
うと思ってたら、玄田からすでに「ヤンマガの片山作品がなんかすごいぞ!」って留
守番電話が入っていたという。うーシンクロニシティ(笑)。

 廃刊で中断した竹書房の某雑誌に連載されていた『プーカが花火をうちあげる』
(こんなの知ってる人いるんか)を読んで、片山さんが本格ホラーの描ける人だとい
うことは知っていたんですが、今回は得意の麻雀ネタを織り込んで、みごとな構成で
まとめています。
 題材としては、はやりのストーカーものということになるんですが、なんといって
も登場人物のさりげない一言一言が全部伏線になっているのがすごい。さすが片山さ
ん、闘牌も理にかなってますし。
 ただ、全編通してコマが小さいのは、どう見ても前後編でいける話なのに27ページ
で詰め込んだせいではないかと思われます。詰め込んだせいでいくつかの難点も見受
けられますが、逆に2、3度読み返さなければ伏線や構成の巧みさに気づかないとこ
ろは初期の大友克洋作品を思わせます。
 ただこれが傑作だと思う人ってどれだけいるかなぁ。思った方はresつけてください
ね(馬鹿)。

 ちなみにこれを読んだ玄田某は「うーん、やっぱマンガって絵のうまさじゃないの
かな~~~」なんぞといまさらなたわごとを吐いてました。

                                  かくた

P.S. 特に関係者のフォローを期待。盲牌のワタナベ氏とか……(なんだそりゃ)