#70 Article 5699 Posted at 1996/11/30 04:27:49 by OG (MAP1820) [V.GIRL]

Subject: Re:*5 ヴァーチャル・ガール /3900 ... /3880 /3879

ずいぶん前に、フォローUPし忘れたファイルを発掘したんで、今更
ですがUPします。


 ロボットになにを求めるかとゆーところで好みが別れるでせう。
道具としてのロボットには、あくまで道具であってほしいですが、
自律ロボットならば、己の道を目指してほしーもんです。行け行け
GOGOプロテクト破り~^^。

> それにしても、ああゆうふうな展開をこの本の要約文(本の裏に書いて
>るの)から予想できたでしょうか?(僕は出来ませんでした)

 それで、最初は期待してなかったのだ^^。ほら~、パソコンから
女の子出てきたりするよーなの、10年ぐらい前に流行って、最近
もポチポチあるでしょ、あーゆーのダメなんすよ、こっぱずかしくて。

 プロテクトがらみについては、創元SF文庫の「ワイルド・カード」
シリーズに登場する、プレイボーイ版鉄腕アトムと評された
(「アトム2世」って手塚治虫本人のパロディ漫画があるんだけど)
モジュラー・マンも面白い。自己プログラミング型で、創造者の造
った最初のシステムを、起動直後に自分でほとんど書き替えちゃうん
だけど、創造者への絶対的服従はワイヤード・ロジックなんで、どう
しようもない。で、ボスが性格破綻者だよ~って、ガールフレンド
(人間・美人・いい娘・肉体関係あり)にボヤく^^。第3部で爆発し
ちゃったけど、復活できるのかな。交換のきくロボットじゃないのに~;;
#いまだに第4部翻訳の話も聞こえてこないっす;;


 ナーズと女性型ロボットの話は、永野のりこの一連の作品(まんが)
が定番でしょう。

 「みすてないでデイジー」の、電力デイジーレプリカロボG2への、
 「きみは”ぼく”だ
  きみといっしょにいても、ひとりでいるのとおなじなんだよ。」

 このセリフに、ぐぐっ、とキたのよ。
#ここんとこ、「すげこま」のえむこ話がクライマックス!

 YJの「ぼくのマリー」、とりあえず単行本は買ったものの、チラっ
と読んでナニだなと思ってたけど、2巻から主人公そっちのけの話に
なってきたんで、ちょっと期待。
「GS美神極楽大作戦!!」で、爺と下僕のなれ初め^^の話が始まった
んで期待してるんですが、なんかパロディにしかならないような予感
もする。

 小説方面に戻ると、ハインラインの「フライディ」、これは人から
生まれたのでない人の話だからチト外れるか。同じくハインラインの
「愛に時間を」はとても好きな小説です。特に大筋というものもなく、
不死の老人の思い出話と大乱行^^を綴ったものですが、コンピュータ
内に生まれた女性型人格ミネルヴァがかーいー。人ならざるものから
人となることを選び、技術的手段でそれを実行していく下りと、後半の
「私はあの頃コンピュータだったから…」というセリフがとても気に
入っています。人間になった後、性格随分変わってるとことか。
(どちらもハヤカワ文庫)

 人工知能ものでは、同じくハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」、
それとこれはどちらも絶版ですが、サンリオSF文庫の
「H・A・R・L・I・E」、新潮文庫の「ヴァレンティーナ」
もとても好きな作品です。特に「ヴァレンティーナ」は、生みの親
のハッカー少女が、我が子を守る戦いのなかで、みっともない
ナーズから「いい女」へと成長していくのがとても○。


 「プロジェクト・ゼロ」は、私も大好きな作品です。石川英輔には
ハズレはないです。ただ、オイロットは只の自動人形なんですね^^。
 この作品は「世界を変えるプロジェクトに携わった人間のドラマ」
とゆー位置付けだと思います。広義のロボットもの、いわゆる女性型
ロボットものではありますが、そういうのが嫌いな人にも読める作品
だと思います。

      石原藤夫「SFロボット学入門」もう絶版かなぁ OG