#70 Article 5540 Posted at 1996/07/20 02:13:16 by 冬のうちわ (MAP2513) [MAISON]
Subject: Re:*5 めぞん一刻 /5530 ... /5509 /5457
言葉の表面上は違った内容になっていても、大体WAKA-ZOさんの感じていることと 私の感じていることはあまり変わらないと思います。要求水準なり作品の自分の 中での位置付けの違いにすぎないと思いますが、懐かしい話題なのでRES(笑) > れないという場合も時としてありました。(いくら、今までのキャリアから培 > った表現方法を駆使しても、声の性質上、どうしても、そのキャラにある迫力 話題がめぞんということで、一定レベル以下の話題は切り捨てて話をしていた つもりでした。根本的に合わないという声優は最初から候補外という前提で、 微妙な話をしていたつもりです。みんなそれなりには合っています。 > できますが、それはあくまで「ぼやけた」ものでしかなく、一人の人間という > 観点からすると、それを形成する上では、とても曖昧なモノとなります。 作品のそこかしこの部分で、五代裕作という主人公が描写されるには、 さまざまな局面があります。そのいろいろな局面で、割と自分から切り離された 別の個人として認識される瞬間が続いていると思うのですが、特定の重要な場面 などで、見ている人間にとって、五代という一個人を突き抜けて、直接時分の心に 作用する瞬間があるのです。正直、こういう局面では声があるということすら 邪魔で、むしろ文学の世界を思わせるものがあります。おそらくこの付近が 文字情報と絵のみで表現している原作に対し、アニメ化を困難にした理由の 一つと考えてはいるのですが、それをさておいても、ある特定の個性が存在して いるそれ自体が作用としてうまくないという瞬間はあると思います。 例えていうなら、「失われたヴィーナスの腕」でしょうか。もう少し分かりやすく 言えば、CD-ROMのゲームで主人公にのみ声優が配されていない場合などが やや近いと思います。そういう瞬間には、表現を伝える媒体である声や、 なかんずく画像すら邪魔になることすらないでしょうか。 > いや、もちろん本気で言い争いをしている部分もあると思われますが、普段、 > 可憐な響子さんが、なぜ親に対して、ああも攻撃的になるのか?という思いが隠 響子さんに関しては、五代と比較しても、より意図的に万人に分かるように 女性の代表としてのー作者入魂の女性像とでもいいますかーが反映されていると 思っております。別に島本さんが悪いわけではなくて、響子さんがややこしい 性格をしているのが悪いんですよ(笑)両親とのやりとりはそもそもかなりデフォルメ された表現で、一概にどうとはいえないのですが。 声優に関して、ミスキャストではないにしろ、例えば他の何人かの声優を 思い浮かべて、同程度の水準に達する人がいないのかというと、決してそんな ことはなかったと思います。より良い結果が得られた可能性もあるでしょう。 これが例にあげたルパンなどだと、それらを超越して緊密に結ばれているし、 うる星やつらのラム=平野文なんかもそうでしょう。それは単に表現が優れている とか相性がいいという事の程度が大きい話ではなく、何かこう表現の難しい なにがしかの+αがあったと思います。だからめぞんの場合はまだ別の場合を 考慮してみたくもなるのですね。 MAP2513 冬のうちわ