#7 Article 412 Posted at 1988/12/29 21:22:13 by 赤間 信幸 (MAP641) [URUSEI]
Subject: Re: Re: Re: 完結編について。 /411 /409
MOMOKOさんのご意見、ごもっともです。 確かにかなり個人的な非難が私の完結編に関するアーティクルにかなりあったと思いま す。ここでお詫びします。 作品論と非難は全く別の次元の問題です。「ホントにうるさいうる星のアーティクル」 ではそういったことは書かないようにしています(完璧な非難のみ、というもの)。 ただ勘違いしないでほしいのは私がなぜこんな非難ばかり書くかというと完結編がひど いから、というだけではなく、私は「うる星が好きだから」なのです。 「好き」だからこそこんなに強烈な非難も書くし、また高く評価すべき点は高く評価す るんです。それだけは理解して下さい。 確かに時間と労力を費やして作った映画に非難しか帰ってこなかったらこれほど悲しい ことはありません。しかし、残念なことに現実的にはそうはいきません。現に完結編だ けではありません。LTFだって考えようによっては同じようなものです。作り手があ れだけのストーリーを考え出すのは並大抵のことではありません。(ストーリーが難解 になればなるほど作るのはどんどん難しくなっていきます。)しかし、実際それを見た 高橋さんはどういう評価をしましたか?その場で文句を言わなくてもとんでもない評価 をしたでしょう。たった一人にされた評価とはいえ、作者にこんな評価をされた時の監 督たちの心境を想像してみてください。そしてさらにそれに文句さえも言えない作者と 監督の上下関係も・・・・ こんな評価を下した高橋さんが書いたストーリー、ボーイミーツガール、このシナリオ を見たとき山崎監督はどう思ったでしょうか。 私は今、この山崎監督の立場から見たような評価を書いています。これが良いとははっ きり言っていえません。しかし実際私が書いたような気持ちに山崎監督もなったはずで す。 書き方があまりにもすさまじかったのが問題でした。LTFと完結編を並べて書いたた め、必要以上に強烈に書いてしまいました。どうもすみませんでした。 しかし私は書いたことに偽りの気持ちはありません。完結編は「眺める」ための映画、 LTFは「理解する」ための映画、これだけははっきりしておきたいと思います。 あともう一つ。私がはじめてDATTYAさんのメッセージを読んだ時の第一印象は、 「この人は本当のマニアだ」というのと「かなり破綻している」というものでした。ま ず「君去りし後」を否定していたことでした。本当にこれを見たときはびっくりしまし た。なぜ君去りし後が否定されるのか?どうしても理解できなかったのですがその後し ばらくして私の意見が変わってきました。何度も繰り返してみていると「飽きてくる」 のがまず一つ。またDATTYAさんのおっしゃる通り「再確認のためにたたきこんで ある」というのが成り立つかもしれない、ということ(私はそうは思っていませんが確 かにそうも取れます。)、そしてほとんど無造作に流れる明るい「心細いな」、見るご とに嫌いになっていきました。 それから得た教訓。「うる星は1回だけの印象で作品を評価してはいけない」というこ とでした。だからその後、完結編がどんどん嫌いになり、LTFがどんどん好きになっ ていったのです。 MAP641 赤間