#7 Article 1468 Posted at 1990/03/21 19:01:11 by 南極二郎 (MAP1537) [ERIKO.TEC]
Subject: Re:*6 凄いぞ! えりりん!! /1465 ... /1450 /1449
ハイビジョンは、半ば神格化されすぎて嫌ですね。
画質は35mmフィルムと比べていいわけでは無いし、
コストの面から考えて実用性はあまりない。
それよりも、画像の加工のしやすさや、
使用用途の多用性に優れているので、そちらの方面で活躍するでしょう。
16mmポジ(ネガから焼き増ししたプリントの意。)
からテレビへの変換は、ネガからテレビへの変換に比べ
非常に効率が悪いのですが、様々な事情で現在はこれが主流です。
高画質を求めるなら35mmを使うでしょう。しかし、日本のアニメでは
予算が少ないのでそれすら出来ません。
ビデオアニメなら大丈夫かと言うと、それも昔の話。16mm作品が増えつつあります。
予算が少なくなってきているからです。それでも高画質を求めたいと言うので、
16mmネガからテレシネをする方法を使います。(コレクトランクとかF to V
とか言われます。)これですとポジからテレシネするより変換効率が良いのですが、
ネガの編集がすんだ後でこれをやると画面の繋ぎ目で多少揺れて見えます。
結局は予算の問題に帰結します。アニメに限らず、ドラマだとしても、
ハイビジョンを使うのはお金が掛かりすぎます。
今時女工哀史みたいな生活をしているアニメ関係者、及びアニメ会社では、
予算も無いし、技術先行投資など出来るはずもありません。
スキャナーで動画を取り込んでコンピューターで色付けて
直接ビデオに立ち上げる、なんて夢のまた夢。(スポンサーがいれば別だけど)
もしハイビジョンが一般化して、それに見合うだけの画質を要求されるとしたら、
35mm劇場用のフォーマットをそのまま流用するでしょう。
それ以上のことは考えられないのが現状です。でも、それで週一のアニメを作れるのは、
ごく限られた作品だけでしょう。
しかし、画質云々の問題よりも、もっと先に考えるべき問題は
山ほどあるような気がする。
ボードを無視してしまった南極二郎