#68 Article 3697 Posted at 1994/05/13 04:18:34 by ISAM (MAP1129) [DOS]

Subject: Re:*16 DOS5.0A /3685 ...... /10313(#130) /10310(#130)

スレッド関係
元スレッド #130/10310 — 「(Subjectなし)」
     参照 #130/10313 — 「(Subjectなし)」
         返信元 #68/3685 — 「Re:*15 DOS5.0A /3680 ..... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/11 03:02:52 · Loki · MAP4582
> IBM-PCとか、Macとか、Amigaみたいに一応設計というものがあるマシ > ンと、X68000なんかを同列に並べる勇気は僕にはちょっとありません。 IBM-PCには、確か設計(思想)などなかったはずですが(開発当初)。それ以 前に、今はIBM-PCではなく、PC/AT互換機 or DOS/Vマシンですね(し かし、こういう呼称もPCIと Chicago の普及とともに消えるのかな?)。 それと、X68000には設計(思想)が無…
             現在 #68/3697 — 「Re:*16 DOS5.0A /3685 ...... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/13 04:18:34 · ISAM · MAP1129
                 返信先 #68/3706 — 「Re:*17 DOS5.0A /3697 ...... /10313(#130) /10310(#130)」 1994/05/14 11:55:36 · Loki · MAP4582
> 正直いって、X68000は好きなマシンではないことは確かです。 > 真面目に使おうと思うと、非常に腹立たしい部分が多いので。 はっ! 言われてみれば、私は「まじめに」は使ってませんでした。 X68000 を持っていたのは友人でして、しかもその友人はプログラム組まない人でしたし。 その点では、私はあんまりどうこう言える人間ではありません。 ただ、一つ感じていることは、X68000 には夢があったということです(まあ、えてして新 機種と…
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いやホント、X68000はほとんどなにも考えずに作られていますョ。
 しかし、それでもって不幸とすべきなのか幸福というべきなのかは難しい問題だと
は思いますが・・・
 X68000ってえのは、いわゆるパソコン(パーソナルコンピュータに非らず)に特有
の特徴をいくつももっていると思います。いわゆる「日本製パーソナルコンピュータ
」=パソコンという意味でのね。

 まず、基本システムに関する情報がほとんど公開されていません。
 なぜ情報を隠したがるのでしょう??
 ふと思ったのですが、きっと恥かしいからですね・・・あまりに情けないので。

 また非常に多くの汎用部品を使っています。
 えっ、IBMだって多い??
 いやX68000は過剰に多いような気がするのですが・・・
 そういえば昔々のアスキーで(8001が出たばっかりの頃かな)PC-8001は異常なほ
どにTTL-ICの使用量が多くて呆れてしまう、という文章を見たことがあります
が、X68000はなんとも珍しいモトローラ純正の68000ファミリーチップ関連の石がたく
さん使ってあって、けっこう高いはずなのにな-と不思議になったものです。
 あっFDCも汎用品ですよね。
 OPMもとても高い石でしたし。
 そういった部分は当然、コストに跳ね返ってきてしまうのです。
 また無駄も多いです(例えばタイマがいったい何本X68000にあると思います?)。
 で、歪みも生じてきます。

 OPMというのは元々、3.57Mhzというビデオのカラー信号の基本周波数を与える
ことを前提としているのですが、これになぜか4Mhzというシステムクロックを分周
を与えてしまっているため(X1シリーズからの惰性でしょう)、音程が狂ってしま
うので、1音ごとにデチューニング情報を与えてやって音程を合わせてやらなければ
ならないのですが、このためにデチューン用レジスタを使ってしまい、ビブラートや
ピッチベンドをかけるのが難しくなってしまっています。
 一々、デチューンするんだったら、OPNやOPNA(このへんは入力クロックを
特に規定していないICなの)のほうがええと思うんですけれど・・・
 で、X68000よりも早く出た、AmigaはPCM音源だったような気が。

 65000色同時表示は・・・当時のトレンドはこういった多色表示だったようですね。
 しかし、このグラフイック画面、16色、256色、65000色を選択できるものの
すべてのモードで1ドットの読みだしに16bit読まなければならないのです。
 つまり16色なら上位12bit、256色なら8bitは無条件でゼロが入り、まったく無駄な
データになってしまうわけです。
 たしかにこういったデータ形式のほうがアクセスしやすい場合もあるでしょう(ラ
インを引いたりするときとか)。
 でも、65000色以外の画面モードでブロック転送をおこなったりするのにはとても不
便ですね。
 結局どうすればよかったのか?
 ようはこういったパックされない形式のほかにパックされた形式も選べるようにして
おけばよかったのです。16bitのデータの中に256色なら2ドット、16色なら4ドットを
含むようなモード選べるようにしておけばよかったわけです。
 これは簡単でしょ。
 事実、X68000のVRAMってのは、デュアルポートRAM(高い!)で、画面表示の
ための読みだしは、CPUのアクセスとはまったく無関係におこなわれます。そのため
もあってか、16色、256色、65000色で16bitの中の実際にアクセス可能なビットを変えて
いくといった機能は、CPU側についたVDPとはまったく独立した回路がおこなって
いるようなのです。
 そのために、それぞれの色モードを変えるときにはVDPの設定を変えてやるだけで
は駄目で、この回路の設定も変えてやってCPUからアクセスする状態を変えてやらな
ければなりません、逆に65000色モードのままの状態でVDPの側だけを16色モードに
してやれば、16bit全部がデータとして有効なまま、16色モードにすることができます。
 しかし、この方法は駄目。
 どうやらSAM(VRAMの画面表示回路側のRAM)の構成上の問題か、それだと
画面アドレスが飛び飛びになってしまうのです。
 でも、よくよく考えてみれば、要はアドレス線の繋ぎかたすこし変えるような回路が
CPUアクセス側についていれば、パックされたアクセスも簡単にできたと思うんです
けどねえ。

 正直いって、X68000は好きなマシンではないことは確かです。
 真面目に使おうと思うと、非常に腹立たしい部分が多いので。
 まあ、まだまだ嫌いなところはいくらでもあるのですが、あげていくときりがないの
でやめときますけれど、けっこう絶句させられる部分は多いですね。

 逆に好きなマシンはMSX2とかなんですが・・・Amigaは非常に特殊なシステ
ムなんで、使うとストレスが溜まりますが、面白いことは面白いです。


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