#6 Article 852 Posted at 1990/02/23 19:44:44 by あかねちゃん (MAP641) [RANMA]

Subject: Re:*8 るーみっくアニメって? /850 .... /828 /822

またまたぁ、77行もRESを返して
> いえいえ、やっぱりあかねちゃんにはかないませんよ(笑)。
 はないでしょう?(笑い) さてさて、まずは「許嫁」に焦点をおいてRESして
みましょうか。(ぉぃぉぃ)

 さて、これについては私もかなり前に何かしら書いたような気がしないでもないの
ですが(もう忘れている)、「らんま1/2」という作品内において、乱馬くんとあ
かねちゃんが許嫁関係であることは承知の事実ですが・・・・・この「許嫁」という
関係が乱用されているのは根本さんのご指摘通りです。
 それに対する考え方はちょっと違っていたりします。

 まず、作品内において、この「許嫁」という関係がどれだけの効力を持っているか
を考える必要があるでしょう。しかし、これはやはり3つに別けて考える必要があり
ます。1つ目は作品の最初からシャンプーが再登場するまで。2つ目はシャンプーが
再登場してから右京が出現するまで。3つ目はそれ以降です。
 許嫁という関係は2つありまして、「結婚の約束をした相手」という意味と、「親
が幼い女の子の将来の結婚を決めること、またはその当人どうし」という意味がある
そうです。(辞書を引いて初めて2つあることに気付いたわけですがぁ)
 乱馬くんとあかねちゃんの場合は、後者に当たるわけですが・・・・・この後者の
ような形式ははっきり言って世代的に「古い!」わけです。それが理由かどうかは知
りませんが、とにかく親が作ったこの許嫁という関係は当初は表面的な意味が強く、
内面的な強さは皆無だったのです。
 らんま1/2はここから段々狂い初めてきました。本来、らんま1/2はめぞん的
ルートをたどって、この表面的意味が内面的(精神的)意味に発展し、ハッピーエン
ドを迎えるべき作品だったのです。(ぉぃぉぃ)
 何故狂ったのか? それは、らんま1/2という作品において「許嫁」という関係
に重みをおくことが出来なかったからではないでしょうか? 作品の当初において、
「許嫁」という関係は絶対的効力を持ち、他の誰も寄せ付けない(ある意味では九能
さえ)だけの力があったのです。風林間高校1年F組には突如としてノーマークだっ
たあかねちゃんに乱馬くんというボーイフレンドが現れ、いわば「不可侵の世界」が
出来上がってしまったのです。
 この状況において許嫁という関係の重みを変化させないと、このまま何の問題もな
く作品が完結してしまう危険性があるのです。許嫁というのはらんま1/2を完成さ
せるために必要なキーワードですが、同時にらんま1/2を破壊させることの出来る
キーワードでもあるのです。
 多分、らんま1/2をめぞん的展開で完結させることが高橋さんには出来なかった
ことなのだと思います。(注:それが悪いと言っているわけではない) つまり、高
橋さんはうる星とめぞんを描いていることで内容の均衡を保っていたのに対し、現在
はらんま一作品で均衡を保っているわけですから、内容的に二つのものが飛び交って
いるのではないでしょうか?
 めぞん的内容を打開するには、この許嫁という関係が強いのでは困ります。つまり
許嫁という意味が重くては自分の好むらんま1/2が描けなかったのではないかと思
います。ですから、許嫁という意味が軽くなるのも当然ではないでしょうか?
 もっとも、このようなことを細かく考えながら高橋さんがらんまを描いていたとは
思っていませんけどね。
 幸いにも乱馬くんとあかねちゃんはこの「許嫁」を重く見ていない(まぁ、表面的
には、ですけど)のでここに他人の入り込む「すきま」が生じます。ここに入り込む
のは容易ではありません。しかし、乱馬くんを慕う存在としてシャンプーが登場する
のです。
 シャンプーというキャラが存在出来る理由は乱馬くんとあかねちゃんが素直に許嫁
という関係を認めていないためですが、シャンプーは正式な乱馬の許嫁として存在し
ているわけではありません。ここにまずこじれが生じます。つまり、あかねちゃんは
正式な許嫁だけど乱馬くんと反発していて、シャンプーはその逆。この状態を打開す
ること=あかねちゃん(or乱馬くん)が素直になる、もしくはシャンプーが手を引
くのどちらかですが、後者の手段はもうすでに一度使っているために使いづらいのだ
と思います。それと、ムースというキャラが出現してしまっているのでシャンプーが
手を引くということはムースとひっつくことになり、これも出来ないことです。
 このように前後左右上下どちらへもまったく動けない状態のまま、らんま1/2は
右京の出現へと入るわけです。右京は突然乱馬の許嫁として出現するわけですが、シ
ャンプーの時の失敗を引きずって、というか一層の輪をかけて、許嫁という関係が手
荒に扱われることになります。

 ここまでざっと経過を書いてみましたが、要はらんま1/2が「許嫁」ということ
に重みをおけなくなってしまったのです。乱馬くんとあかねちゃんを引き付けている
「許嫁」という関係に重みをおくことができなくなってしまって、結果的にはらんま
1/2の世界そのものがエンドレス、一歩も動けない状態に陥ってしまっているので
す。
 これは、なにもらんま1/2だけに言えることではありません。うる星にとて言え
ることなのです。ボーイ・ミーツ・ガールで、何故あたるはあんなに素直になってし
まうのでしょうか? エンドレスの世界にあったうる星にピリオドを打つため、確か
にそうですが、あたるをあそこまで素直にさせうるだけの理由が存在しないのです。
最後の鬼ごっこが始まるところまで、ここまでは成り行きですから無理はないでしょ
うが結果的にあたるは男の意地を通したのでしょうか? もし通していたのであれば
記憶喪失装置が働いていたでしょう。
 つまり、らんま1/2にもこの危険性があるのです。許嫁というキーワードが安易
に多用され、乱馬くんにかかわるその関係があかねちゃんとだけのものならいざしら
ず右京とまで交わされているものであれば、乱馬くんとあかねちゃんがきちんとした
理由もなく、急に素直になって結ばれて形だけのハッピーエンドという危険性がある
のです。
 あかねちゃんとシャンプーには徹底的な違いがあった、それはあかねちゃんは正式
な許嫁であり、シャンプーはそうではないこと。しかし、右京が乱馬くんの許嫁とし
て出てきてしまったことであかねちゃんとシャンプーと右京は結局同レベルに立つラ
イバルとして扱われることになるのです。これは、らんま1/2を軽率に扱ったため
に招いてしまった、高橋さんの大失敗の一つでしょうね。

 私は、良牙くんの許嫁は、単なるギャグの一形式として捕らえていますが、「許嫁
」という言葉が軽率に扱われるようになったことの証明にはなるでしょうね。

 ではそれに対するアニメ製作側の考えですが・・・・・
 本音は知りません。しかし、許嫁ということを深く考えていないことは確かでしょ
う。熱闘編においては言うまでもなく・・・・・ですが。
 しかし(二重逆説だな、こりゃ)、アニメにおいては許嫁というのはあまり重みを
置かなくてもいいのではないでしょうか? らんま1/2の対象年令と、そのギャグ
性を追及するためにはある程度のらんま世界の崩しも必要だと思います。

 結論!
 らんま1/2を楽しくするために「許嫁」という関係は安易に扱われ、そして失敗
したが、結果的にそれはプラス面とマイナス面の両方を導いた。
 ということになるでしょうか・・・・・?

 多少設定が崩れても、面白ければそれでいいという人の方が、多いのですから。

 さてさて、次には世界設定にいきましょう。

 根本さんは、{ご近所的な作品世界、つまり一般的な日常の世界を元に想定したの
ではないかと思われる「らんま1/2」の世界}とおっしゃっていますが、多少これ
にも「?」となってしまいます。
 確かにうる星に比べれば・・・・・ですが、主人公が格闘技の使い手である、と。
 問題は、舞台設定が日常世界に設定されているというのにもかかわらず、内容は格
闘技を利用することにこだわってしまっていて本来描くべきはずの日常生活の面がか
なり弱くなってしまっているのです。そうでないストーリーと言えば、せいぜい黒バ
ラのクッキー編ぐらいのものでしょう。
 らんま1/2は格闘技抜きで存在出来るストーリーがあまりにも少ないのです。ス
トーリーの中核には「格闘技」が存在し、ストーリーの本題・ウェットが格闘技に置
かれているものがあまりにも多いのです。これも、らんま1/2の完成度を下げてい
る理由の一つでしょう。

 次の「らんまのうる星化」について、これはもう言うことがなくなってしまったの
でパスです。(こらこら) では、本論の天道家強力論に入ります。

 まず、かすみさんは見るからに強そうですね。あかねちゃんに向かってすごんだ顔
で「あかねちゃん!」と言った時の(導入編の話ね)あのすごみは、並大抵の人が出
せる迫力ではありません。あれはまさしく、元祖無差別格闘流の気合というものでし
ょう。これを考えると、かすみさんが天道家では早雲に次いで強いのはほぼ明らかで
しょう。
 次になびきちゃんですが、彼女はエアロビクス(だろ~か?)を趣味としている(
とは思えないなぁ)ことが導入編第1話から判断出来ます。(とはとても思えないな
ぁ) 何故そんなものを趣味とするのでしょうか? これは、昔、早雲から、実に荒
々しい無差別格闘を学んだために「あたし、こんなのいや! 女の子らしくしたい!
」と言って始めたことなのでしょう。つまり、なびきちゃんは無差別格闘流を学んで
いたことになります。
 これらを統合すると、天道家はお母さんが何者かに暗殺されて以後、自らの身は自
らで守ることとして、早雲からひそかに特訓を受けたことが考えられます。ところが
あかねちゃんだけは何故か格闘技の覚えが悪いために未だ格闘技を早雲から学んでい
るのです。
 あかねちゃんのお母さんが暗殺される理由ですが、天道家は練馬区という一等地に
ありながらあれだけの土地を持っています。つまり、それなりの財産もあるのです。
そのため、あかねちゃんのお母さんは命を狙われてしまったのです。

 はて? 私は何を書いているのでしょう? ここはどこ? 私は誰?(ぉぃぉぃ)

 東風先生から「人体の急所」を借りるシーンですが、多分かすみさんは東風先生に
薬を貰いにいったのでしょう。ところが、貰ったのは薬ではなく、「人体の急所」と
いう本で、かすみさんは「あら? きっと、東風先生が貸して下さったのね。」と勝
手に解釈したのでしょう。(ぉぃぉぃ)

                        MAP641 あかねちゃん

PS.頭がぼぉっとしてまともな文章が書けません。ひどい文章かもしれませんがお
   許し下さい。